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ZZ PRODUCTIONインタビュー

ZZ PRODUCTIONインタビュー

インタビュー・テキスト
小宮川りょう
2010/03/19

グループの枠を外して、12人で好きなことをやった

―制作はどのような経緯で?

三木:トラックメイキングをやったKAZZ-Kが中心になって、いい感じで制作できましたね。メーリングリストという新しいテクノロジーが始めて導入されて(笑)、上手にまとめてくれたのがデカイよね。

ST:制作が決まったのは、去年の9月。居酒屋で飲んでたら、決まったからってメール来たよね。あれって、なんで飲んでたんだろ?

サ上:やるから会でしょ? 言わないと曲作んない奴いるから、本当にやるぞってことで。まぁなんだかんだでいつも飲んでるけどね。

ST:アルコールノリのクルーです(笑)。基本みんなお酒好きだし、酒の場が好き。酒があるところって楽しくないですか?

サ上:あの飲み会から三ヶ月くらいでソッコーで作ったね。いつもはラップするのが一人だから、煮詰まっちゃうんだけど、今回はMCがたくさんいて、担当するバースが少ないのもあって、サクサク製作できたし、今回は吉野とも曲はおろか、スクラッチの話を少ししたぐらい。それぐらい楽にレコーディングできたけど、ドリームハイツにある俺たちのヤサで作業できるようになったのがデカイのかな。

ZZ PRODUCTIONインタビュー
左から:DJ KENTA、CRIME6、ビート武士

―ヤサってPVでロベルト吉野がターンテーブルを回している場所?

ST:そう。みなとみらいが見えるんだよね。見ても超ちっちゃいけど(笑 )。あそこがみんなのたまり場であり、ZZというクルーの中心地。

BE:レコーディングは本当に楽だったね。俺ももともと自分たち用に書いてたリリックのストックがあって、その中からZZの雰囲気に合うものをハメていった感じですね。ZZってやっぱり特別なんだよね。普段はそれぞれグループの活動があるわけだけど、ZZ PRODUCTIONだと個々の集まりになってる。うちのcrimesixxxとサイプレス上野が“セックス”したりとか、普通なかなかできないわけですよ(笑)。

サ上:普段の自分たちのグループでなにかやるのとZZでやるのとでは全然違いますね。いつもより個人の色が強く出る。グループの枠を外して、12人で好きなことをやった感はありますね。

―セックスをテーマにした “SEX ON THE BEACH―サイプレス上野&crimesixxx”は一曲だけ四つ打ちの派手なトラックだし、すごい下品なサビ・・・ヒドイ曲ですね。

サ上:ヒドイは最上級の褒め言葉ですね! いろんな人からヒドイってリアクションをもらいまくって「これはキタぞ」と(笑)“ZZはサンプリング好きな奴らの集まり”と思われているだろうから、ドリームトラクタ―ズ名義であえてこういう派手な四つ打ちトラックを作ったんです。前からやりたかったけど、俺たちのアルバムでcrimesixxxを呼んでやるっていうのもちょっとフェアじゃないかなと思って。なんか公開処刑してるみたいになっちゃうでしょ? 仲間は平気なんだけど、リスナーがそう思うよね。

4/4ページ:自分たちのアルバムではちょっと出さない部分をサイプレス上野が引き出してくれたっていう。

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リリース情報

ZZ PRODUCTION『ZZ』
ZZ PRODUCTION
『ZZ』

2010年2月3日発売 2,940円(税込) PCD-28014 / P-VINE

1. INTRO
2. ZZ BBQ
3. NadeL
4. ガイドライツ
5. オコヅカイ
6. 三角の中
7. skit -藤沢千鳥足-
8. SEX ON THE BEACH
9. yamagoyadub
10. HARAHACHIBUN ME
11. BIG BOY -ビートボール mix-
12. 世渡りJAWZZ
13. 逃亡者
14. 鳥の影
15. skit -ダイヤルQ2-
16. 徘徊ブルース pt.2
17. ANTITHESE GARTERBELT
18. PANNOMIMI
19. 184045 -トラトラトラmix-

プロフィール

ZZ PRODUCTION

ウエッサイ、ローライダーなど横浜の主流とされるHIPHOP とは一線を画す184045、通称“非通知045 スタイル”を掲げる横浜のハズレモン集団。STERUSS(DJ KAZZ-K、CRIME6、BELAMA2)、サイプレス上野とロベルト吉野、DEEPSAWER(STONE DA、希)、MIC大将、謎・みっちゃん、ビート武士、DJ KENTA、三木祐司から構成され、横浜、藤沢を拠点に活動する。ハイクオリティなラップ&トラックメイキングスキルとナード過ぎず、自然体でありながらも、HIPHOPへの愛情に満ちたスタイルで、日本全国のリスナーを魅了している。

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