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日暮愛葉率いるバンド「LOVES.」インタビュー

日暮愛葉率いるバンド「LOVES.」インタビュー

インタビュー・テキスト
金子厚武
撮影:柏井万作
2010/07/26

日暮愛葉率いるスーパー・バンド、LOVES.から2年ぶりとなる新作『JM』が届いた。主にライブで磨き上げられた11の楽曲は、ポップな印象を強めつつも、もはや「オルタナ」でも「ニューウェイヴ」でも表現しきれない、「LOVES.」というジャンルを確立したかのような個性を感じさせる曲ばかりである。本作の完成後にギタリストでありエンジニアでもあった岩谷啓士郎が脱退するも、現在は伊東真一(Fresh!/HINTO/ex.SPARTA LOCALS)をサポートに迎え、精力的な活動を続けている。今回は日暮愛葉と、LOVES.結成時からのメンバーであり、同い年のパートナーでもあるドラマー・秋山隆彦(Fresh!/KAREN etc)を迎え、メンバーそれぞれが様々な活動を展開するLOVES.というバンドの組織論を中心に、ざっくばらんに話してもらった。

(インタビュー・テキスト:金子厚武 撮影:柏井万作)

日暮愛葉後援会の…会長まではいかないけど、愛葉さんの音楽を多くの人に聴いてもらいたいっていう立場ですよね。

―『JM』は、LOVES.らしいエッジやアヴァンギャルドな側面を残しつつも、これまで以上にポップな作品になったように思いました。

日暮:一曲一曲の個性がはっきりしてるっていう意味では、すごいポップだと思います。前作を作り終えてすぐ新しい曲ができていたので、ライブで1年以上やってる曲がかなり収まってるんです。ほとんどがセッションとかライブ、リハとかで出来上がっていった曲ですね。

―じゃあ昨年のソロアルバム(『Perfect Days』)と同時進行だった時期もあったんですね?

日暮:ですね。でも内容的には全然別物だから。ソロのアルバムはプライベートなアルバムで、LOVES.はみんなで色々ああだこうだ言いながら。

―アルバムの方向性みたいな話はあったんですか?

日暮愛葉率いるバンド「LOVES.」インタビュー
左:秋山隆彦、右:日暮愛葉

秋山:特になかったですね。愛葉さんが持ってきた曲の断片だったりアイデアだったりが、その時点で一本筋が通ってるんで、こっちが意図的に整えようとしなくてもいいんです。あとはミックスとか、「この曲とこの曲が並んでたらおかしい」とか、微調整するぐらいですね。

日暮:そういうのは全部秋山君に投げて任せてしまって、私は後ろで聴いて、「いいね」ぐらいしか言わないんです(笑)。すごく信頼しているので、全然お任せですね。ミックスもそうだし、その前の段階も。私はめちゃくちゃだから、突拍子もないことをたくさん言ってると思うんだけど、それをちゃんと筋があるように見せてくれてるんです。

秋山:いやいや、そんなことないよ(笑)。

―(笑)。お二人はいつ頃からのお知り合いなんですか?

秋山:愛葉さんの一番初めのソロが…03年かな? それでサポートをやるようになったから、7年ぐらいか。

日暮:結構経ったね。

秋山:10年ぐらい経った気もするけどね。

―お互いがお互いにとって、どんな存在だと言えますか?

日暮:私は100%信頼してるし、だからって意見が言えないとか変な関係じゃなくて、信頼してるからこそいろんなことが言い合えるって思ってます。

秋山:日暮愛葉後援会の…会長まではいかないけど、愛葉さんの音楽を多くの人に聴いてもらいたいっていう立場ですよね。そのために自分の力を使うというか。

―一緒に活動するバンド・メンバーであると同時に、バックアップするっていう意識も強いんですね。

秋山:そうですね。もっと評価されてもいいんじゃないかっていうのは常々ありますからね。そこをエネルギーにしてやってます。

日暮:すごいそれをよく言ってくれるから、それがなかったら結構なダメージっていうか(笑)。彼が色々言ってくれるから、それがエネルギーになるし、間違ってないんだなって思えるんです。

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リリース情報

LOVES.<br>
『JM』
LOVES.
『JM』

2010年7月28日
価格:2,625円(税込)
felicity PECF-1020

1. Brain Washer
2. Book of Love
3. ONE
4. Cinderellalize
5. kill me softly
6. kiss kiss kiss kiss
7. I see U
8. Sick of it All
9. JM
10. Bravy Baby
11. Call Me

プロフィール

LOVES.

2005年より、日暮愛葉のNEWプロジェクトとして秋山隆彦(drs:downy/Fresh!/KAREN)、岩谷啓士郎(g&eng)と結成。メンバーとして秋山隆彦(drs:downy/Fresh!/KAREN)、以前よりサポートメンバーとしてアルバムRECにて参加していた中尾憲太郎(ba:ex number girl/クリプトシティ)、中村浩(Sax,Fl:fresh!)をパーマネントメンバーに迎える。3rdとなるNEW ALBUM『JM』をfelicityより7月28日発売。NEW ALBUM完成直後、岩谷(g&eng)が脱退後、現在サポートGを入れて活動進行中。8月28日に新代田FEVERにてアルバムリリース記念ワンマンライブが決定。

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