特集 PR

ポップと芸術の大爆発 Wiennersインタビュー

ポップと芸術の大爆発 Wiennersインタビュー

インタビュー・テキスト
金子厚武
撮影:柏井万作
2010/09/07

この時代じゃなきゃこんな音楽やってなかっただろうし、もし違う時代にやってても、だれも見向きもしなかっただろうし。

―でも、そこはこだわり? ショート・チューンであるっていうことは。

玉屋:いや、そこは全くこだわりではなくて、ホントはもっと長い曲もあっていいと思うんだけど、でもそれが性に合ってるというか。元々が短いわけではなくて、3分ぐらいある曲を凝縮して1分にしたって感じなんで。

560:一番気持ちいいところで止めようっていう感覚ですね。無駄に長いのは嫌だっていうのもあると思いますけど。

玉屋:僕は前のバンドからこういうことをやってたんで、感覚がずれてるなっていうのはあって。“Idol”をプロデュースしてもらった時も、元々サビが一回しか出てこなくて、転調して終わりだったんですけど、プロデューサーのTGMXさんに「このフレーズすごくいいから、もう一回出てきたら絶対いいと思う」って言われたときに「なるほど!その手があったか!」って目から鱗みたいな。

ポップと芸術の大爆発 Wiennersインタビュー

―一般的にはものすごく普通のことなのにね(笑)。

玉屋:この4人でやってたら、もう一回繰り返すっていう発想はなかなか出てこないんです。

―でも、その短い曲の中にものすごい情報量が詰め込まれてるのがWiennersの面白いところだと思うんですね。この情報量の多さっていうのは今の時代背景、YouTube以降の情報化社会を反映しているという言い方もできると思うんですけど、実際そういう意識はありますか?

玉屋:多分あるとは思うんです。この時代じゃなきゃこんな音楽やってなかっただろうし、もし違う時代にやってても、だれも見向きもしなかっただろうし。それこそ、3年前でもダメだったと思うんですね。ただ情報化社会、インターネットの普及とかは、そんなに関係ないかな。曲作ってる僕自身がすごいアナログなので(笑)。

ツールを使ってじゃなくて、自分のアイデアでどこまで面白くするかってことの方がすごく重要ですね。

―今の若い人ってYouTubeで色々聴いて、新しいも古いも、ジャンルも関係なく、自分がいいと思う音楽を聴くっていう風になってきてると思う。今20代半ばのWiennersはどうやっていろいろな音楽を吸収してきたのでしょう?

玉屋:正直僕そんなに音楽詳しくないんですよ(笑)。気になってネットで調べてYouTube見たりももちろんしますけど、インターネットで情報を取り入れて形にするっていうよりは、自分の部屋だけで完結してるものだったりするんで。自分の住んでる部屋の中にある面白いものを使って、どれだけのアイデアでこれを面白くするかっていう。MTRとサンプラーとキーボードとアコギとギターとベースがあります、自分の持ってるCDがありますって中で、これをどう使って面白くするかっていう考え方の方が大きい気がします。ツールを使ってじゃなくて、自分のアイデアでどこまで面白くするかってことの方がすごく重要ですね。

Page 3
前へ 次へ

リリース情報

Wienners<br>
『CULT POP JAPAN』
Wienners
『CULT POP JAPAN』

2010年7月7日発売
価格:1,800円(税込)
WNSR-1

1. !
2. We are the world
3. Cult pop suicide
4. Life education
5. Love the earth,Cosmo Attack
6. Japan holi
7. World over trip
8. Channel #77.7
9. Why can you stand?
10. Go Anti Go
11. Justice 4
12. 龍宮城
13. Blitzkrieg POP
14. Hello,Goodbye
15. Idol

プロフィール

Wienners

地球最後のひみつ道具、2010年この星の平和を取り締まるウルトラ警備隊!カラフルに毒づき、クールにアツい。この世に生きるすべての音楽に敬意を注ぎ、愛をもってデストロイ&クリエイト。神様の悪ふざけ、一か八かの大勝負な創造物。呼ばれてないのに生まれちゃいました!Wienners!

SPECIAL PR 特集

もっと見る

BACKNUMBER PR 注目のバックナンバー

もっと見る

PICKUP VIDEO 動画これだけは

BIM“Wink”

BIMの新作『NOT BUSY』より“Wink”の映像が公開。ゆるめに結んだネクタイは軽妙洒脱でも、背伸びはしない。どこか冴えない繰り返しのなかで<だって俺らの本番はきっとこれから>と、吹っ切れなさもそのままラップして次へ。BIMの現在進行形のかっこよさと人懐っこさがトレースされたようなGIFアニメが最高にチャーミング。(山元)

  1. ユニクロ「ドラえもんUT」登場 名言入り配送ボックスも用意 1

    ユニクロ「ドラえもんUT」登場 名言入り配送ボックスも用意

  2. 米津玄師の新AL『STRAY SHEEP』パッケージ公開 本日“感電”初オンエア 2

    米津玄師の新AL『STRAY SHEEP』パッケージ公開 本日“感電”初オンエア

  3. 花盛友里の写真集『NUIDEMITA ~脱いでみた。2~』刊行 写真加工一切なし 3

    花盛友里の写真集『NUIDEMITA ~脱いでみた。2~』刊行 写真加工一切なし

  4. 『MIU404』放送開始。綾野剛×星野源らキャストによる「刑事ドラマ」 4

    『MIU404』放送開始。綾野剛×星野源らキャストによる「刑事ドラマ」

  5. 都築響一が語る、日本のファッションの面白さ、本当のかっこよさ 5

    都築響一が語る、日本のファッションの面白さ、本当のかっこよさ

  6. 『アングスト/不安』に石野卓球、相沢梨紗、大石圭、江戸木純らがコメント 6

    『アングスト/不安』に石野卓球、相沢梨紗、大石圭、江戸木純らがコメント

  7. 長澤まさみの主演映画『MOTHER マザー』にYOU、米倉涼子らがコメント 7

    長澤まさみの主演映画『MOTHER マザー』にYOU、米倉涼子らがコメント

  8. アップリンク元従業員らが浅井代表のパワハラ「謝罪声明」を批判 8

    アップリンク元従業員らが浅井代表のパワハラ「謝罪声明」を批判

  9. 平野啓一郎と観る西洋絵画。「よくわからない」も楽しみ方の一つ 9

    平野啓一郎と観る西洋絵画。「よくわからない」も楽しみ方の一つ

  10. スピッツ、リモート制作による新曲『猫ちぐら』配信 ジャケットは長崎訓子 10

    スピッツ、リモート制作による新曲『猫ちぐら』配信 ジャケットは長崎訓子