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そうだ!人生は面白い ふくろうずインタビュー

そうだ!人生は面白い ふくろうずインタビュー

インタビュー・テキスト
田山雄士
撮影:柏井万作
2011/06/13

人生は必ずしも自分の意志通りに進むものではない。あるとき、ほんの少しのきっかけで誰かと出会ったり、何かにふと導かれたりすることによって、それは思わぬ変化を遂げていく。3枚目のアルバム『砂漠の流刑地』でメジャーデビューを果たすふくろうずがここまで歩んできた道のり、バンドの結成、音楽業界への進出にも、そんな人生の偶然的な面白さやドラマが随所にあった。過去にインディーズで2枚のアルバムをリリースし、ライブの集客もうなぎ上りの彼ら。本作ではおなじみの益子樹に加え、會田茂一と古里おさむの2人をプロデューサーに迎えるなど、また新たな出会いを経験したようだ。

今回、ボーカル・キーボードの内田万里にインタビューをして思ったのは、このバンドは成長の余白がまだかなりあるということ。いや、むしろこれから成長が始まると言ってもいい。インタビューを読んでもらえればわかるが、彼らはどちらかと言えば何かと受け身の姿勢が強く、さらにはバンド内の結束やコミュニケーションにも課題を残している。つまり、裏を返せばバンドとしてやれることがまだまだあるということ。ふくろうずのバンド人生はまだ始まったばかりなのだ。

音楽よりも漫画を読む方が全然好きだし、漫画家とかになりたかったんです。

―バンドの結成からこれまでの期間をどう感じていますか?

内田:その場その場では辛いこともあった気がしますが、振り返ればあっという間で。楽しかった印象の方が強いですね。あ、ライブは大嫌いで辛かったんですけど(笑)。

―そうなんですか?(笑) 曲作りをしてる方が楽しい?

内田:はい。自分で歌うのが好きじゃなくて、曲を作るのがとにかく好きなんです。いつか、楽曲の提供とかできる人になりたいです。

―じゃあそもそも、始めはバンドで有名になろうとは思っていなかったんですか?

そうだ!人生は面白い ふくろうずインタビュー
内田万里

内田:まったく考えてなかったです。そういう世界って、ものすごく遠いものだと思っていたので。そんな中で私が適当に作った曲がたまたまレコード会社の人の耳にとまって。バンドやってる友達がいいって言ってくれて、自分たちの音源と一緒にオーディションに送ってくれたんです。そしたら、私たちの方に声がかかって。


―「適当に」というのは誤解もあるかもしれないですが、まだオリジナル曲を作り出して間もない頃だったんですよね?

内田:はい。オリジナルをやるバンドも生まれて初めてでした。そもそも本当は、音楽よりも漫画を読む方が全然好きだし、漫画家とかになりたかったんです。だから曲を作るといって、まったく音楽に憧れもなかったし、適当に落書きみたいに作ってたんです。

―じゃあ何故漫画を書くんじゃなくて、音楽を作ることになったんですか?

内田:ピアノを小さいときに習ってたので、コードもなんとなくわかるし、たぶん適当な曲なら作れるなって意識は昔からあったんです。それでまあ、性格的にも一番自分に向いてそうだから音楽サークルに入って、初めはコピーバンドをやってたんですね。それからベースの安西にオリジナルのバンドをやろうと誘われ、まず各自で曲を作ってこようという話になったときに、私しか作ってこなくて。そのままなし崩し的に私が詞曲を作るようになったんです。

2/4ページ:今まではただの曲の寄せ集めだったし、曲順も含めて今までよりこだわってしっかりした「アルバム」を作りたかったんです。

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リリース情報

ふくろうず『砂漠の流刑地』
ふくろうず
『砂漠の流刑地』

2011年6月22日発売
価格:2,500円(税込)
Epic / ESCL-3673

1. もんしろ
2. 砂漠の流刑地
3. 心震わせて
4. トワイライト人間
5. ユニコーン
6. 灰になる
7. スフィンクス
8. 通り雨
9. みぎききワイキキ
10. キャラウェイ
11. 優しい人
※初回盤のみデジパック仕様

イベント情報

ふくろうず
『そうだ!人生はワンマンだ』

2011年7月17日(日)OPEN 17:00 / START 18:00
会場:東京都 渋谷CLUB QUATTRO
出演:ふくろうず
料金:前売3,000円

プロフィール

ふくろうず

2007年に東京で結成された、内田万里(Vo,Key)、石井竜太(Gt)、安西卓丸(Ba,Cho)、高城琢郎(Dr)からなるJ-POPバンド。2009年、デビューアルバム『ループする』、その翌年には2ndアルバム『ごめんね』をリリースし、ほとんどノンプロモーションながら現在もロングセールスを続ける。11月末には代官山UNITにてワンマンライブ『ごめんねワンマン』を開催、SOLD OUTを記録。

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