舞台『ポルノ』のキャスト、公演詳細が発表された。
同作は、長塚圭史率いる阿佐ヶ谷スパイダースの旗揚げ公演『アジャピートオジョパ』に新たなエピソードを加え、2002年に上演された作品。2002年に地元福岡の劇場で同作を観た体験が自身の演劇の原点になっていると語る松居大悟(ゴジゲン)が演出を手がける。
7人の男女を演じるのは、玉置玲央(柿喰う客)、前田敦子、鳥越裕貴、藤谷理子(ヨーロッパ企画)、小野寺ずる、岩本晟夢、うぇるとん東(ゴジゲン)。
公演ビジュアルのデザインは松居監督の映画『ちょっと思い出しただけ』の宣伝ビジュアルでタッグを組んだ大島依提亜、イラストは我喜屋位瑳務が手がけた。
【東京公演】
2026年4月2日(木)~12日(日)
会場:本多劇場
一般発売:2026年2月21日(土)
【福岡公演】
2026年4月15日(水)、16日(木)
会場:西鉄ホール
一般発売:2026年2月21日(土)
【大阪公演】
2026年4月25日(土)、26日(日)
会場:サンケイホールブリーゼ
※チケットなど詳細は後日発表
【STORY】
「なりたいんだよ議員。弱者の味方になりたいんだよ。」
坂の多い町・坂上町で行われる議員選挙。立候補した国旗耕ニの公約は、高齢者や歩行に障害のある人のために町にある全ての坂をエスカレーターにするというものだ。それでも支持率が伸びず、彼と妻の美和子は恐ろしき行動に出る。7人の男女が織りなす、美しくも醜悪な恋物語。
【松居大悟のコメント】
見たことのない役者による聞いたこともない台詞の数々に、目が離せなくて脳が揺さぶられて、劇すごいや!と心は持っていかれて。
2002年、阿佐ヶ谷スパイダース『ポルノ』を福岡で見た高校生の頃のことだ。
同じ時、玉置玲央は東京で同公演を見ていたらしい。
彼と僕と本作プロデューサーの時田さんは2010年にゴーチ・ブラザーズに入所した同期で。
玲央と時田さんと、「いつかはポルノをやりたいね」とずっと話していた。
2016年に阿佐ヶ谷スパイダースの『イヌの日』を上演した時よりも前の話だ。
念願だった方々ともご一緒します。
前田敦子さんは映画でよくご一緒していて、舞台で初めてやれることが嬉しい。
藤谷理子さんはヨーロッパ企画でずっと見てきて、どうしても本作に参加して欲しかった。
小野寺ずるさんは劇団時代からの縁で、ググッと客席を持ち上げてくれるパワフルなお方。
岩本晟夢さんは映画の熊本オーディションで出会って、東京にやってきたイノセント。
鳥越はゴーチのダイナモで、うぇるとんはゴジゲンのダイナモだ。
フライヤーのデザインは、映画でお世話になった大島依提亜さん。舞台のデザインは初めてなのだそう!イラストは我喜屋位瑳務さん。『ポルノ』のイメージがぐんぐん湧きます。
AIが何もかも表現してしまいそうな時代の、どんな表現も審査され、どんな言葉も管理される世界で。
『ポルノ』を届ける土台は固まりました。
正しいか間違いかはどうだってよくて、自分の正義を容赦なく振りかざす本作を浴びてほしいです。
心を込めて問題作を届けます。
2026年4月に東京と福岡と大阪にて。
劇場でお待ちしております。
【玉置玲央のコメント】
人生で初めて観た商業規模のお芝居が、阿佐ヶ谷スパイダースの『ポルノ』でした。高校生だった自分にはあまりにも刺激的で眩しくて、こんな世界があるのかと、こんな演劇があって良いのかと打ちのめされたのを覚えています。松居大悟も福岡で全く同じ思いをしたようで、そんな私たちが今、同じ事務所に所属して同期で、演出家と俳優としてこの作品に立ち向かおうとしていることに運命めいたものを感じざるを得ないのです。ようやくその運命をお届け出来ます。お楽しみに。
【前田敦子のコメント】
この作品に参加します。
美和子を演じます。
それぞれの「普通」は、他の誰かにとっては普通じゃないのかもしれない。
そもそも、普通なんて言葉は無いのかもしれない。
演劇でしか挑戦できない内容だと思います。
私自身にとっても特別な時間になりそうです。
楽しみます!
【鳥越裕貴のコメント】
「『ポルノ』をやれる」と下北の居酒屋で松居さんが嬉しそうに話されていました。その『ポルノ』に参加できること本当に嬉しく思います。脚本を初めて読んだ後、絶対にないとは言い切れない世界線を覗いてしまったような、何とも言えない感覚になりました。衝撃的でありながら、所々にある台詞のズレの可笑しさにも惹かれました。演劇だからこそ立ち上がる空気を劇場で共有できたら幸いです。
【藤谷理子のコメント】
演劇界の名作『ポルノ』を観たことのなかった不勉強者の私は、こちらのお話をいただいてすぐ、演劇博物館のデジタルアーカイブ鑑賞室に駆け込みました。パソコンの前で資料映像を観ながら、あまりの面白さに「こうやって観られる機会があったのになんでもっと早く観なかった!?」と自分をぶっ飛ばしたくなりました。この作品にかかわることができて、本当に光栄です。先輩方に食らいつきながら勉強させていただきます!
【小野寺ずるのコメント】
年齢を重ねるごとに「平穏な日々」を願う気持ちが強くなっています。
この刺激的なタイトルの脚本を読み平穏から離れていく人々の日々を確かに感じ、「参っちゃう!」と思いました。桜が咲く頃、華やかな皆様とそんな参っちゃうに汗をかいて取り組めることに感謝します。お役目を立派に果たせるよう己を律して参ります。
ご刮目ください。ご来場お待ちしております。
【岩本晟夢のコメント】
初めて生で舞台を観たのが松居さんの作った作品でした。
初めて映画に出演したのが松居さんの監督作品でした。
自分にとって大事なきっかけになっている松居さんの舞台に立てる事とても興奮してます。
今回の舞台でも何か自分にとって大事なきっかけがあるんじゃないかと楽しみにしてます。
観にきてくださる方に楽しんで頂けるよう全力で頑張ります。
【うぇるとん東のコメント】
出演のお話しをいただいた時は、あまりの嬉しさに「これは夢?」と疑うほどでした。
夢じゃなくて本当に良かった!
『ポルノ』は、狂気にも見える愛情の中に、人間の滑稽さや愛おしさが詰まっていて、どの役もエキサイティングな魅力に溢れ、心揺さぶられました。僕の役は、ひたむきな愛を持つ役だと思います。この作品に挑める幸せと、豪華な共演者の方々とご一緒出来る幸せを噛み締めて、作品創りに臨みます。
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