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「伝える」ための試行錯誤 MASTERLINKインタビュー

「伝える」ための試行錯誤 MASTERLINKインタビュー

インタビュー・テキスト
金子厚武
2011/08/05

昨年メジャーデビューを果たし、「エレクトロの新星」と呼ばれるMASTERLINKが、早くも大きな分岐点を迎えている。焦点はズバリ「MASTERLINK=エレクトロでいいのか?」。そもそも、MASTERLINKはラップやラウドロック、UKロックなど様々な音楽的変遷を経て、エレクトロへとたどり着いたタイミングでデビューを飾ったバンドである。よってエレクトロ以外の音楽性にも興味があるのは当然であり、さらに大事なのは、彼らが音楽を作る上で重視しているのが「人の心を動かすこと」「気持ちを伝えること」だということだ。その手法として、はたしてエレクトロは適しているのか? それが今の彼らの最大の課題なのである。第三者の視点を取り入れることで、自らのイメージを再確認した新作『Confusion E.P』のリリース、3年ぶりに再開されるライブ活動を経て、彼らがどんな決断を下すのか? 初のメンバー全員インタビューで、バンドの現在地を語ってもらった。

エレクトロなのか、ロックなのか、大きな選択を迫られることになる。(NARU)

―昨年、念願だったメジャーデビューを果たして、これまでの集大成とも言うべきアルバムを発表しました。それによって、周囲の状況であったり、自分たちの中でのモチベーションであったりに変化はありましたか?

NARU(Vo):やっとひとつ区切りがついてすっきりした部分はあって、「今後こうすればいいかな」っていうビジョンが見えてきましたね。アルバムにはエレクトロ寄りな曲がいっぱいあって、ロックな曲も何曲かあって、バリエーションに富んでることがいい風に転がればいいなって思ってたんですけど、逆にひとつを突き詰めていきたいというか、「うちらはこういう音楽をやってる」っていう代名詞的なものがひとつ見つけられたらもっといいなっていうのがあって。

―今のところはエレクトロが代名詞になってると思うけど?

NARU:エレクトロなのか、ロックなのか、大きな選択を迫られることになると思うんですけど、それはライブをやりつつ、お客さんの反応だったり、ライブで表現するにはどういった曲がいいのかっていうところを突き詰めていったら、答えが出るのかもしれない。アルバムを出して感じたのはそれですね。ひとつの部分に絞って追求したいなって。

―でも、新作の『Confusion E.P』は、アルバム同様に曲のバリエーションがありますよね?

NARU:そうですね。今回は“20110110”以外は過去の曲のリアレンジだったりして、“INSIDE MY HEART”なんて、曲作りやり始めて何曲目かっていうぐらい前の曲だったりするんです。アルバムで一通りやりたいことができたといっても、まだ過去の曲でリアレンジして出したい曲があったんで。



―“Confusion”のサウンド・プロデューサーには★STAR GUiTARを迎えてますね。

NARU:第三者がうちらをどういう風に見て、どういうアレンジをするかっていうのを聴いてみたかったんですよね。だから今回は、デザインワークにも自分は口を挟まずに、第三者がMASTERLINKの曲を聴いてイメージするグラフィックがどんなものか見てみたくて、すべてお任せしたんです。そうすることで、第三者から見た自分たちのイメージを確認したくて。

2/4ページ:どうしたらもっと人にこの気持ちが伝わるんだろうっていう、それを考えて作っていきたい。(NARU)

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リリース情報

MASTERLINK『Confusion E.P』
MASTERLINK
『Confusion E.P』

2011年8月3日発売
価格:1,260円(税込)
JBCP-4006

1. Confusion
2. Always wanna be
3. INSIDE MY HEART
4. 20110110

プロフィール

MASTERLINK

2002年結成、NARU(Vo,Gt,Pr.)、KOJI(Ba)、YASU(Dr)からなる3ピースバンド。2010年6月、デビュー。ロックという枠にとらわれず、PUNK、HIP HOP、ELECTRO、CLASSIC等、幅広いサウンドルーツを持ち、打ち込みを取り入れた先鋭的なサウンド、UK、USから影響を受けた洋楽テイスト溢れるメロディ、海外在住経験のあるNARUの英語と日本語で歌う親近感のあるリリックが特徴。デジタルとアナログが融合した人肌を感じるエレクトロサウンドが独自の音楽世界を創る。

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