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視聴覚ユニットの誕生 みみめめMIMIインタビュー

視聴覚ユニットの誕生 みみめめMIMIインタビュー

インタビュー・テキスト
金子厚武
2013/08/15

デビューよりも一足先に掲載した紹介記事の中でも予告した通り、みみめめMIMIの「みみ」、つまりは音楽担当のユカのインタビューをお届けする。改めて書いておくと、みみめめMIMIとは、シンガーソングライターのユカと、イラストレーターのちゃもーいによる「視聴覚ユニット」。大学の学友で、お互いそれぞれの夢を追いかけていた二人が、ユニットを結成し、アニメ『君のいる町』のオープニングテーマ『センチメンタルラブ』でデビューを果たす。

今回のインタビューでは、ユカのこれまでの活動から、「みみめめMIMI」という不思議な名前の由来、メインキャラクターであるMIMIの誕生秘話まで、みみめめワールドを読み解く上での鍵となるであろう話を、幅広く語ってもらった。可愛らしさの中にエッジを併せ持つユカと、ゆるさの中にストイックな気質を併せ持つちゃもーい。二人のパーソナリティーを知ることで、今後に対する期待はますます大きなものとなった。

中学のときは「曲を作ってる」って誰かに言うのが恥だと思っていて、人にばれないように「生物ノート」に歌詞を書いてました。

―ユカさんは小さい頃からピアノを弾いていて、中学から作曲を始めたそうですね。

ユカ:ピアノは母の影響で4歳ぐらいからやってたんですけど、もともと頭の中で何となくメロディーを浮かべたりするのが好きだったんです。小学校の頃から妄想するのが好きで、その延長線で曲を作ってたというか、それを作曲とも思ってなくて(笑)。だから、ピアノは特に関係なく、頭の中の世界を紙とテープに記録してたって感じなんです。

―どんなことをよく妄想していたんですか?

ユカ:今でも覚えてるのは、好きなアニメの中に自分を入れて楽しんでました。なんか恥ずかしいんですけど、ボンバーマンがいつも私を助けに来てくれました(笑)。

―もっと可愛い感じかと思いきや、ボンバーマンってわりと過激ですね(笑)。作った曲は誰かに聴かせたりしてたんですか?

ユカ:いや、中学のときは「曲を作ってる」って誰かに言うのが恥だと思っていて、人にばれないように「生物ノート」に歌詞を書いて、カセットテープにこっそり録って、引き出しの奥に眠らすっていう繰り返しでした(笑)。

―その頃はどんな歌を作ってたんですか?

ユカ:自分が思っていても人に言えないことを曲にしてました。ホントに些細な、友達に言えなかったことを曲にしてみたり……超根暗なんですけど(笑)。自分は歌が好きだって思っても、「歌手になりたい」とは友達に言えなかったので、自分への応援ソングを自分で書いたりもしましたね。

センチメンタルラブ”のPVより(画:ちゃもーい)
みみめめMIMI“センチメンタルラブ”のPVより(画:ちゃもーい)

―もうその頃から「歌手になりたい」っていうのは思ってたんですね。

ユカ:プロになってたくさんの人に歌を聴いてもらいたいっていうのは夢で、中3の終わり頃からオーディションをいくつも受けてたんです。でも、全然受からなくて、ホントに100個ぐらい落ちて。

―100個って、それだけの数を送ってること自体がすごい。

ユカ:毎月どこにチャンスがあるかわからないから、オーディション雑誌を買ったり、ネットで探したり、自分の好きなアーティストさんがいる事務所の住所を調べて、そこに送ってみたりもしました。でも、全然受からなくて、まずは自分で伝えられる範囲で伝えて行かなきゃと思って、弾き語りでライブをするようになったんです。

―じゃあ、大学から東京に来たのも、その夢を追いかけるため?

ユカ:実は、一度京都の大学に入ってるんです。でも、3か月くらい経って、やっぱり自分の夢を追いかけるために東京に行きたいと思って。私は直感をすぐ行動に移したいタイプなので、親を説得して、東京の大学を探して、9月入学で入って。

―その決断は本当に大きかったですね。

ユカ:その時点ではどこかに所属が決まっていたわけでもなかったんですけど、「東京に行った方がいい」って、直感で思ったんですよね。そのお陰で東京でちゃもーいと出会えたわけで、それは本当によかったですね。

―ちゃもーいさんとはいつ出会ったんですか?

ユカ:私が上京して1年経たないくらいのときに、たまたま学校の授業で横に彼女が座ってたんです。パソコンを使う授業だったので、彼女の絵を見せてもらって、すごいいいなって思って。

センチメンタルラブ”のPVより(画:ちゃもーい)
みみめめMIMI“センチメンタルラブ”のPVより(画:ちゃもーい)

―そこも直感で、何か感じたんですか?

ユカ:とにかく絵がよくて、メールで送ってもらってしばらくデスクトップの壁紙にしてました。あと、私はライブをしていて、彼女は絵を描いていて、お互いまだプロだったわけじゃないし、誇れるものがあったわけでもないんですけど、自分の好きなことを真剣にやって、目指してるってことですごく共感できて、応援し合えて、尊敬し合える仲間になったというか。

―それが、まさか数年越しにユニットを組むことになるとは思いもよらなかったと。

ユカ:思わなかったですねえ(笑)。でもずっと「いつか一緒に面白いもの作りたいね」っていう話はしていたので、それが叶えられたことは本当に嬉しいです。

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リリース情報

みみめめMIMI<br>
『センチメンタルラブ』初回限定盤(CD+DVD)
みみめめMIMI
『センチメンタルラブ』初回限定盤(CD+DVD)

2013年8月14日発売
価格:1,680円(税込)
AZZS-17

1. センチメンタルラブ
2. 閃光ハナビ(枝葉柚希 CV中島愛、御島明日香 CV佐倉綾音、神咲七海 CVタカオユキ)
3. センチメンタルラブ(Instrumental)
4. 閃光ハナビ(Instrumental)

みみめめMIMI<br>
『センチメンタルラブ』通常盤(CD)
みみめめMIMI
『センチメンタルラブ』通常盤(CD)

2013年8月14日発売
価格:1,260円(税込)
AZCS-2028

1. センチメンタルラブ
2. Am I Ready?
3. センチメンタルラブ(Instrumental)

プロフィール

みみめめMIMI(みみめめみみ)

シンガーソングライターの<ユカ>と学友であるイラストレーターの<ちゃもーい>からなる目と耳から刺激する新世代視聴覚ユニット。ユカ(音楽&ヴォーカル)は中学より本格的な作曲活動を開始。数々のデモテープオーディションに申し込むも落選を繰り返しながら、創作活動、ライブ活動を続けてきた。ちゃもーい(グラフィック)はポップでキュートな世界観のイラストで、earth music&ecologyと初音ミクのコラボ第三弾のビジュアルや、渡辺麻友3rdシングル「ヒカルものたち」イラストブックなどを手掛ける新進気鋭のイラストレーター。

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