「ポエムコア」とは? BOOL × world's end girlfriendに訊く

ブリーフ1枚、中年、無職。2013年の12月23日、world's end girlfriend(以下、WEG)が「ポエムコアの創始者」とされるBOOLをフィーチャリングして発表した、「ゆでちゃん」と呼ばれる奇妙な男をめぐる約25分間のダークファンタジー“ゆでちゃん”は、あらゆる意味において衝撃作であった。この楽曲が世に放たれると、Twitter上では「ゆでちゃんって誰なんだ?」「っていうか、ポエムコアって何?」と、様々な憶測・称賛・疑念が拡散されていった。

あれから約1年弱、BOOLにとって初のCDリリースとなるフルアルバム『THIS IS POEMCORE』が完成した。WEGのレーベルから発表される本作には、WEGはもちろん、レーベルメイトでもあるGo-qualiaやcanooooopy、さらにはdownyの青木裕、DJ JET BARONなどが参加し、ネットに溢れるオモシロ音楽の博覧会のようでもありつつ、何よりBOOL本人の朗読に引き込まれる、まさに「ポエムコア」の決定盤というべき作品に仕上がっている。とはいえ、そもそも「ポエムコア」とは何なのかがいまいち伝わってないように思うし、実際僕自身も取材前は「ポエムコア(笑)」な部分が正直あった。しかし、BOOLとWEGの話を聞いていくと、徐々にその可能性に魅了されていく自分がいたのだ。今ではゆでちゃんが初音ミクになることだって、決してありえない話ではないと思っている。

BOOLのポエムコアを聴いて、この世界観をクリスマスに出したら面白いんじゃないかと。その時期に、ドーンとでかい闇みたいなのを(笑)。(WEG)

―お二人が知り合ったのはいつ頃なんですか?

WEG:“ゆでちゃん”出す2~3か月前ぐらいだっけ?

BOOL:そうですね。ちょうど今から1年前ぐらいじゃないですかね?

―あ、じゃあわりと最近なんですね。

WEG:最初はTwitterか何かで誰かがBOOLの曲をあげてて、それを偶然聴いて面白いなと。

BOOL:ちょうど去年の夏ごろに「POEM CORE TOKYO」っていうネットレーベルを立ち上げて、そこで一番最初に自分のアルバムをアップしたんですけど、そこからTwitterとかで「ポエムコアっていうのがあるらしいよ(笑)」みたいな感じで、ちょっとずつ広まったのかなって。

―それですぐに“ゆでちゃん”を作ったんですね。

WEG:BOOLのポエムコアを聴いて、この世界観をクリスマスに出したら面白いんじゃないかと思って。その時期に、ドーンとでかい闇みたいなのを(笑)。


BOOL:でも、“ゆでちゃん”は全部データのやり取りで作ったので、実際に会ったのは完成した後なんです。特に話し合いもせずに、とりあえず作った18分ぐらいのポエムを渡したんですけど、そこはさすがWEGというか、すごいものができあがって、僕もびっくりしました。

WEG:BOOLの世界観というか、「笑い」の入れ方のさじ加減とか、その辺の感覚は「わかるな」って感じだったから、話さなくてもそんな変なことにはならないだろうと思って。

BOOL:WEGとポエムコアって、そこまで遠いとも思わないですけど、でもやっぱりすぐには結び付かないと思うんですよ。でも、一瞬で僕がやりたいことを読み取ってもらえたというか、こっちが意図してる以上のものを作ってくれて、ホントに嬉しかったです。実際に会って話してみたら、WEGさんもお笑いが好きだったり、根底で通じるものがあるんだなっていうのはよくわかりました。僕がやってきたことって、それまでなかなか理解されなかったんで(笑)、理解者が現れたっていう、それだけでもすごく嬉しかったし。

“ゆでちゃん”再現ライブ@『Virgin Babylon Night 2』(2014年5月4日)
“ゆでちゃん”再現ライブ@『Virgin Babylon Night 2』(2014年5月4日)

―そもそもポエムコアの始まりは、アニメの自主制作からだったそうですね。

BOOL:アニメというか、大学に入った頃に、パソコン1台あれば自分で映像を作れるって知って、新海誠さんとかFROGMANとか(共に1970年代生まれのアニメーション作家)、ああいう人に興味を持って、自分でも作り始めたんです。で、そのまま大学卒業後はCGを作る仕事に就いたんですけど、仕事でも映像を作って、家に帰っても映像を作る気力はなくて(笑)、ただ、ちょっとした話の内容を考えて、音声パートを作ることだけはやってたんです。で、これを何とか発表したいなって思ったんですけど、それを「アート」と言ってみたり、「現代詩」と言ってみたり、いろいろやっても、全然反応がなくて(笑)。

―それで「音楽」として表現してみたと。

BOOL:そうですね。ネットレーベルって一番発表しやすいというか、誰でもできるし、コストもかからないじゃないですか? で、ジャンルをどうしようかと思ったときに、まず「ブレイクコア」とか「スピードコア」みたいな、「何とかコア」っていう、パロディー的な感じにしようと思って。そこに「ポエム」を付けたわけですけど、Twitterとかのポエムっぽい呟きって、嫌われてるじゃないですか?(笑) その感じも逆に含めて「ポエムコア」にして、「ポエムコア(笑)」みたいなイメージだったんですけど、おもしろがってもらえたのかなって。

―やっぱり拡散力って大事で、その意味で「ポエムコア」っていう名前はすごく引きがあると思います。

BOOL:ネーミングってすごく大事で、言ったら、やってることは7~8年前から変わってないんですけど、「ポエムコア」っていう名前にして、あとはネットレーベルを使ってある程度ターゲットを明確にすることで、こんなにも広がるんだなっていうのは、自分でもびっくりしました。あとジャンルで言うと、「おもしろかっこいい」って、どのジャンルにもあると思ってて、ヒップホップだったらスチャダラパー、テクノだったら電気グルーヴみたいな人たちがいるけど、ドローンとかダークアンビエントって、わりとみんなシリアスになりがちじゃないですか? そこで「おもしろかっこいい」をやってみようと思ったっていうのもありますね。

僕は自意識をさらにこじらせて、ボケ続けて、シリアスとふざけてるの境界線がなくなるまでやり切ろうと思ったんです。(BOOL)

―WEGさんがBOOLのポエムコアに一番惹かれたのはどの部分だったのでしょうか?

WEG:自意識の扱い方が絶妙というか、自意識を扱う場合って、ネタにし過ぎるか、完全にナルシスティックにやるか、自分を棚に上げて否定するか、あとは気づいていない振りをしてやるか、大体そういう感じなんだけど、BOOLはそのどれでもない、距離感扱い方が絶妙でしたね。

world's end girlfriend
world's end girlfriend

BOOL:自意識をこじらせてる大学生とかって多くて、その回避の仕方もいろいろあると思うんですけど、僕は自意識をさらにこじらせて、ボケ続けて、シリアスとふざけてるの境界線がなくなるまでやり切ろうと思ったんです。行ききることによって、自意識がなくなるっていう、そこは意識してるかもしれません。

―実際、ポエムコアに出てくる登場人物たちは、みんな行き切ってますよね。

BOOL:ブリーフ1枚で道玄坂を疾走するぐらいまでは行くっていう。それは完全にオリジナリティーっていうものをはき違えてるんですけど、でも間違ったままでも行ききったら、細かいことで悩んだりとかしなくなると思うんですよ。ポエムコア自体、間違った方法論をやり続けた結果できたものなので、シリアスにふざけ続けることが大事かなって。もちろん、ホントにスカムになっちゃうとおもしくないから、そこはちゃんと批評性とかを含んでないと、おもしろくないとも思うんですけど。

―「ボケ続ける」というお話がありましたが、お二人の共通点もそうだったように、「お笑い」の要素っていうのは外せないと思うんですね。個人的には、『ダウンタウンのごっつええ感じ』のコントとか、あとは深夜ラジオっぽいノリを感じました。

BOOL:ダウンタウンも大好きだし、あと僕はホントにラジオが好きで、仕事もヘッドフォンをしていい職場だったので、1日6~7時間ぐらい、TBSラジオのお笑いの人がやってる番組とか、素人のやってるポッドキャストとかを聴いてましたね。とにかく音声コンテンツが好きで、話芸をメインとしつつ、そこからビジュアルが浮かんでくるものが好みなんですよね。

BOOL
BOOL

―WEGさんもラジオとかお好きなんですか?

WEG:ラジオだと有吉の『SUNDAY NIGHT DREAMER』って番組が一番好きで、東京だと放送してないから、YouTubeで聴いてるんだけど、今あれが一番ゲスさと技術のバランスでは最高(笑)。

BOOL:あれはよく怒られないなっていうか、あんなすごい暴言を今の時代に吐けるのは、やっぱり有吉ぐらいなんじゃないかと思います(笑)。

WEG:ポエムコアっぽい笑いってことで言うと、思いつくのは松本人志の『VISUALBUM』(1998年から99年にかけて3作制作された映像作品)。ああいう、笑わせどころがはっきりしてないやつ。

BOOL:ちゃんとボケてちゃんと突っ込むっていう、正統派の笑いを作るのってすごく難しくて、僕にはできないなっていうのもあったし、何となく雰囲気だけというか、全体に緊張感のある場面があって、特に展開とかしないし、話してる内容も適当なんだけど、その場面設定だけで面白いっていう、そういう感じが好きなんですよね。

―『ごっつええ感じ』のコントで言うと、「トカゲのおっさん」とかがまさにそうですよね。

BOOL:そうですね。設定だけで何分でも聴いてられる、ああいう雰囲気を作り出したいっていうのはすごくありますね。

最初に言葉があるから、その世界観を崩さずに、ストーリーにどう音を乗せるかっていうのは、大喜利の感じに近くて。(WEG)

―では、『THIS IS POEMCORE』について訊かせてください。アルバムの方向性としては、最初にどんなアイデアがあったのでしょうか?

WEG:とりあえず、ヒップホップみたいにいろんな人がトラックを作ったら面白いんじゃないかっていうところからですね。ポエムコア自体にそういうことができる可能性があったし、いろんな人が参加しても、BOOLの声で統一感は出せると思ったので。

BOOL:ポエムコアっていう、ある意味キワモノ的なものだからこそできる組み合わせになったと思います。本来ありえない人たちが一堂に会するってことにすごく興味があって、ホントにバラエティーに富んだ面子になったなって。

WEG:でも、青木さん(downy)とかも“ゆでちゃん”を聴いて、すごく気に入ってくれたし、ポエムコアを聴いて、何かしら面白いって反応してくれた人たちに頼んだ感じですね。

―実際の曲作りに関しては、どんな工程だったのでしょうか?

BOOL:ポエムコアは、最初にポエムだけを入れたポエムテープっていうのを作って、それにトラックをつけてもらうっていうのを基本にしてるんです。普通だったら、最初にビートがあって、それに乗っけて行くわけですけど、ポエムだけ最初に渡されると、一定のテンポに沿ってるわけでも、小節にまとまってるわけでもないので、トラックを作る人からすれば結構つらいと思います(笑)。ちゃんとストーリーがあるから、自由にサンプリングできるわけでもないし、ホント困るとは思うんですけど、それをどうその人のジャンル内のルールで扱うのかっていうのを、個人的に聴いてみたくて。実際あがってきた音源を聴くと、見事にバラバラのアプローチで、すごくおもしろかったです。

WEG:最初に言葉、朗読があるから、その世界観を崩さずに、物語にどう音を乗せるかっていうのは、大喜利の感じに近くて。正しい答えからあえて大きくずらしたり、またはほんの少しずらす事によって差異をよりはっきりさせたりとかね。

BOOL:大喜利の感じはあると思います。なおかつ、ポエムコアっぽい感じにより過ぎずに、その人のジャンルを踏まえて作ってるのがすごいなって。

―「ポエムコアっぽい感じ」とは?

BOOL:あんまりビートを強くしちゃうと、言葉とのずれが目立っちゃうんで、ドローンとかダークアンビエントとか、抽象的なリズムのものっていうのが基本です。単純に、4つ打ちとか、BPMの速い曲に乗せるのは難しいと思うんですけど、今回のアルバムには速い曲もいくつかあって、WEGさんの作ってくれた“ロペリリ”はすごい速くて、“ゆでちゃん”とも全然違うんだけど、世界観はキープされてて、すごいと思いました。

WEG:通常の曲だったら、4、8、16とか、決まった小節で展開しますけど、ポエムが先にあるから、小節とは関係ないところで、展開したりするんですよね。そういうのが逆におもしろくて、普通だとおきないポイントでブレイクして、次の展開に行ったりとか、そういう違和感をスムーズに聴かせる工夫は作ってて楽しかったです。


BOOL:“父はドラゴンハンター”のDJ JET BARONっていうのは高野政所さん(1977年生まれのDJ、ミュージシャン)のことで、あの人はもともとナードコアっていう、ネタものの声をサンプリングして使うテクノの元祖みたいな人なんですね。今はファンコット(インドネシアで盛り上がっているダンスミュージックの一種)の日本の第一人者になってて、今回のもその感じで、ビートがすごく強いんですけど、ずれてるところは声をサンプリングして埋めたり、そういうのは流石だなって思いました。非音楽的な要素を、いかに音楽的にしていくかっていう、その扱い方がジャンルによって全然違うんですよね。

―他にはどの曲が印象的でしたか?

BOOL:食品まつりさんの“マーニョ”は、リムショット1発だけで作ってて、その音を加工して、ジュークっぽいリズムにしたり、そういうアプローチもすごいおもしろかったですね。普通思いつかなそうなことをいろいろやってて、ポエムの合いの手みたいな感じで音が入ってたり(笑)。あと一番最後のcanooooopyさんの“夜道”は、ポエムの内容を音で広げて行くことに関しては究極というか、第一印象として、「これは音楽なのか?」ってぐらいすごくて。ラジオドラマでもないし、既存の音楽とも違う、これはポエムコアじゃないとできないことだなって、すごく思いました。

「こえ部」みたいなのがあったり、声優人気もすごいし、音声で遊びたい人っていうのはすごくいると思うので、その辺の人たちにも「ポエムコア」っていうのを知ってもらえたらいいなって思います。(BOOL)

―『THIS IS POEMCORE』は単純に作品としても強力だし、なおかつここからいろんな方向に広がって行きそうな、可能性を感じさせる作品でもありますよね。

BOOL:可能性だけはあるんですが、いまいち広がって行かないっていうのが、今の一番の問題で(笑)。僕だけで完結しちゃうのはおもしろくないので、BOOLっていう名前よりも、「ゆでちゃん」っていう名前がもっと広がればなって思うんですよね。例えば、映画の『スパイダーマン』って、『スパイダーマン』っていうコンテンツがあって、作品ごとに監督は違うじゃないですか? 今のサブカルチャーも、二次創作の方が面白いって感じがあると思うので、そういう風になっていったらなって。ポエムコアはポエムテープから始まるんで、違う人が音をつければ全然違うものになるし、今回のアルバムにしても、そうやってもう1枚作ることもできちゃう、そういうことに興味があって。

WEG:実際、このアルバムが出たら、ポエムテープだけ二次使用自由でダウンロードできるようにして、勝手にトラックつけれるようにしようと思ってて。

―なるほど、面白いですね。より具体的に、ポエムコアをもっと広める方法って考えてたりするんですか?

BOOL:一番広まるのは、やっぱりオタク方面のカルチャーかなって思ってて、例えば、初音ミクみたいなかわいいイラストがついてて、声優っぽい声の人が読んでて、ラノベ作家の人がシナリオを書いてっていう、「ポエムコア」っていう手法だけを残して、メジャーなアニメ方面に関わってる人にやってもらえたら、もっと広がるのかなって。トラックも、ボカロPみたいな人に作ってもらったり、もしくは、「エロポエムコア」みたいなのがあってもいいし(笑)。

―(笑)。

BOOL:やっぱりコミケとかで人が集まるところって、可愛いイラストが描ける人のとこだったりするし、ストーリーも、アンダーグラウンドな感じじゃなくて、もっと開かれた感じのものにすれば、それこそアニメ化とかもあるのかなって(笑)。

―じゃあ、まずは絵師さんにゆでちゃんを描いてもらわないとですね。

BOOL:いや、そこは女の子のキャラクターでいいですよ(笑)。

―いや、ぜひブリーフ1枚の中年男を可愛く書いてもらいたい(笑)。

BOOL:擬人化みたいな感じで、「自分の中のゆでちゃん」みたいな感じだったらいいのかもしれないですね(笑)。でも、声優さんにしても、やっぱり一番魅力が発揮できるのって、歌とかよりも演技だと思うんで、そこがストレートに伝えられるって意味でも、ポエムコアはいいと思うんですよね。

―そういうのをご自身でやろうとは思わないんですか?

BOOL:うーん、やっぱりそういうのはそういうのを得意な人がやった方がいいと思うので、僕は今の感じでやって行って、それとは別に、可愛いイラストで、声優さんが参加して、“ゆでちゃん”みたいな20分ぐらいの大作がマルチネとかから出たら、面白いんじゃないかって思いますね。「ポエムコア」っていう手法だけが広まってくれたら。

―じゃあ、この記事を読んだ人はぜひ自分でもポエムコアを作ってみてほしいですね。

BOOL:正直、最初はもっといろんな人がやってくれるかなって思ったんですけど、意外と少ないんですよね。だって、ポエムテープなんて、ただ言葉を吹き込めばよくて、あとは誰かがそれにトラックをつけるだけですからね。トラックメーカーの人は今いっぱいいるし、すごいインスタントな手法だと思うんですけど……。

WEG:最初にポエムだけ録るのって意外とね……やっぱり、自意識の壁を超えられないんだろうね(笑)。

BOOL:でも、「こえ部」(音声専門のコミュニティーサイト)っていうサイトには「朗読」っていうタグがあって、声優になりたい人があげてたりもするんですよ。ただ、そのカルチャーと、ポエムコアの距離が遠いんですよね(笑)。

―(笑)。

BOOL:でも、1回そこの人を誘ってやったら、めちゃめちゃ朗読上手くて、すっごいよかったんですよ。あとは趣味嗜好の問題で、“ゆでちゃん”の世界観にはまってくれるかどうか(笑)。まあ、「こえ部」みたいなのがあったり、声優人気もすごいし、音声で遊びたい人っていうのはすごくいると思うので、『THIS IS POEMCORE』で、その辺の人たちにも「ポエムコア」っていうのを知ってもらえたらいいなって思います。

―そういう意味では、CDとして正規にリリースするのはすごく意味がありますよね。

BOOL:そうですね。「怪しいものじゃないですよ」っていう(笑)。

リリース情報
BOOL
『THIS IS POEMCORE』(CD)

2014年10月11日(土)発売
価格:2,052円(税込)
Virgin Babylon Records / VBR-020

1. Xline(prod. 青木裕 / downy)
2. ロペリリ(prod. world's end girlfriend)
3. 狐大学生(prod. hanali)
4. プロジェクトリーダー ぺテオカ隆介
5. よじり棒II
6. ねぇトニー
7. マーニョ(prod. 食品まつり)
8. 父はドラゴンハンター(prod. DJ JET BARON)
9. MEMETAN(prod. Go-qualia)
10. 夜道(prod. canooooopy)

プロフィール
BOOL (ぶーる)

world's end girlfriendの「ゆでちゃん」に参加し話題を呼んだポエムコアの創始者。初のCDフルアルバム「THIS IS POEMCORE」がVirgin Babylon Recordsより2014年10月11日発売決定。downyのギタリスト青木裕、world's end girlfriend、Go-qualia、食品まつり、DJ JET BARON a.k.a. 高野政所、hanali、canooooopyなど、豪華トラックメーカーを迎えている。

world's end girlfriend(わーるず えんど がーるふれんど)

1975年11月1日 かつて多くの隠れキリシタン達が潜伏した長崎県の「五島列島」に生まれ10歳の時に聴いたベートーヴェンに衝撃を受け音楽/作曲をはじめる。2000年デビュー。アジア、EU、USツアーなどを行い『ATP』『Sonar』など各国フェスにも出演。映画「空気人形」の音楽を担当し2009年カンヌ映画祭や世界中で公開された。2010年『Virgin Babylon Records』を設立し「SEVEN IDIOTS」をワールドワイドリリース。2014年にはAKB48のドキュメンタリー映画の音楽を担当。圧倒的世界観を提示しつづけている。



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