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RIP SLYMEインタビュー「今まで通りにやっていてもダメかな」

RIP SLYMEインタビュー「今まで通りにやっていてもダメかな」

インタビュー・テキスト
三宅正一
撮影:森山将人
2015/08/20

今さらRIP SLYMEがどんなグループであるかを説明する必要もないと思う。しかし、なぜ彼らが常にフレッシュな存在感を発揮しながら、自由なマインドをもってオーバーグラウンドの第一線に立ち続け(あるいは、そういう見え方を維持しながら)、絶妙なバランスで構築されたパーティーラップをJ-POPとしても成立させているのか? そういった疑問に対する解を、本人たちが述べている機会はあまりない気がする。現在、彼らは実に10枚目となるフルアルバムを制作中で、10月からは2日間の武道館公演を含む4年ぶりの全国ホールツアーを予定している。エンターテイナーたちがまた騒ぎ出すタイミングだからこそ、あらためてRIP SLYMEの真髄をPESとSUに語ってもらった。

20年以上やってても、マンネリだとか、飽きたとか、何も思ってないですからね。やっぱりバカなんじゃないですかね(笑)。(PES)

―今日はなぜRIP SLYME(以下、RIP)はずっとフレッシュでいられるのかという話をしたくて。

PES:フレッシュなのかなあ(笑)。

SU:どうなんですかね? フレッシュというより、バカ(笑)。

PES:浅いっていうかね(笑)。

左奥:PES、右手前:SU
左奥:PES、右手前:SU

―逆に底が見えない感じがしますけどね。

PES:20年以上やってても、マンネリだとか、飽きたとか、何も思ってないですからね。だからやっぱりバカなんじゃないですかね(笑)。

―ずっと楽しんでいられているとも言えそうですよね。なぜバカでいられるんだと思いますか?

PES:常に整理整頓してないからじゃないですかね。僕らのなかで、決めごとがあるようでないというか。リリースのペースにしても、シングルを何枚か出してアルバムをリリースするという流れにある程度は乗っかっているんですけど、リリースしない時期もあったし。スタッフも、メンバーがマンネリにならないように気を遣ってくれてるんだと思います。

―2012年には各メンバーがソロ活動をしていましたよね。

PES:そう。ライブのやり方も、一応定番曲みたいなものもありますけど、ツアー毎に新しい曲をなるべく多くやるようにしていて。だから、ライブは毎回緊張してるんですよね。結局、型にハメようとしてもハマらない感じでずっとやってきてるんだと思うんです。普通はだんだんグループの型ができていって、そのなかで無茶をしたり振れ幅を出していったりするものだと思うんですけど、僕らはずっと枠から外れてるというか(笑)。ちゃんと整合性をもって世のなかにいろいろ打ち出したいと思うところもあるんですけど、メンバーみんながその場のノリでアイデアを出したりするので、なかなかそうはいかないっていう(笑)。

―ストレートに言えば、だからずっとダサくならないんじゃないですか?

SU:あ、それはすごくうれしい。

―オーバーグラウンドのシーンに立ち続けていながらちゃんとストリートカルチャーの匂いもするという、そのバランスが絶妙だと思うんです。

PES:グループの見え方みたいなところは、ILMARIくんがけっこう考えてるのかな。

SU:うん、考えてるね。

PES:僕なんかは、メンバーそれぞれ個性も違うし、年齢も年齢なので、どう思われてもいいかなと思ったりもするんですけど(笑)。でも、他のメンバーが提案することに対しても、やってみたらいいんじゃないかって思うことが多いんですよ。これがソロだったらまた違うと思うんですけど、このメンバーだと、赤信号もみんなで渡ったら怖くないというか、むしろ青に見えてくるというか。集団心理って怖いですね(笑)。

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リリース情報

RIP SLYME 『10』(CD)
RIP SLYME
『10』(CD)

2015年9月30日(水)発売
価格:3,240円(税込)
WPCL-12240

1. Powers of Ten
2. ピース
3. POPCORN NANCY(Album ver.)
4. KINGDOM
5. だいたいQuantize
6. いつまでも
7. 青空
8. 気持ちいい for Men
9. TIDE
10. Happy Hour
11. JUMP with chay
12. Vibeman feat.在日ファンク
13. メトロポリス
14. この道を行こう
15. 時のひとひら
※初回プレスはデジパック仕様

RIP SLYME 『POPCORN NANCY / JUMP with chay / いつまでも』(CD)
RIP SLYME
『POPCORN NANCY / JUMP with chay / いつまでも』(CD)

2015年7月29日(水)発売
価格:1,728円(税込)
WPCL-12159

1. POPCORN NANCY
2. JUMP with chay
3. いつまでも
4. Laugh Maniac(Señor Coconut remix)
5. STEPPER'S DELIGHT(TRICKY REMIX)
6. Don't Panic(Ugly Duckling Remix)
7. 黄昏サラウンド(tofubeats REMIX)

イベント情報

『RIP SLYME “Tour of Ten”』

2015年10月30日(金)OPEN 18:00 / START 19:00
会場:千葉県 市川市文化会館 大ホール

2015年11月2日(月)OPEN 18:00 / START 19:00
会場:神奈川県 神奈川県民ホール 大ホール

2015年11月3日(火・祝)OPEN 17:00 / START 18:00
会場:静岡県 静岡市民文化会館 大ホール

2015年11月12日(木)OPEN 18:00 / START 19:00
会場:兵庫県 神戸国際会館こくさいホール

2015年11月14日(土)OPEN 17:00 / START 18:00
会場:広島県 広島文化学園HBGホール(広島市文化交流会館)

2015年11月15日(日)OPEN 17:00 / START 18:00
会場:愛媛県 松山氏民会館 大ホール

2015年11月23日(月・祝)OPEN 17:00 / START 18:00
会場:茨城県 茨城県民文化センター 大ホール

2015年11月27日(金)OPEN 18:00 / START 19:00
会場:北海道 わくわくホリデーホール(札幌市民ホール)

2015年11月29日(日)OPEN 17:00 / START 18:00
会場:宮城県 仙台サンプラザホール

2015年12月5日(土)OPEN 17:00 / START 18:00
会場:石川県 金沢本多の森ホール

2015年12月6日(日)OPEN 17:00 / START 18:00
会場:新潟県 新潟県民会館 大ホール

2015年12月15日(火)OPEN 18:00 / START 19:00
会場:岡山県 倉敷市民会館

2015年12月17日(木)OPEN 18:00 / START 19:00
会場:熊本県 市民会館崇城大学ホール(熊本市民会館)

2015年12月19日(土)OPEN 17:00 / START 18:00
会場:福岡県 福岡サンパレスホテル&ホール

2015年12月21日(月)OPEN 18:00 / START 19:00
会場:大阪府 大阪フェスティバルホール

2015年12月22日(火)OPEN 18:00 / START 19:00
会場:大阪府 大阪フェスティバルホール

2015年12月26日(土)OPEN 17:00 / START 18:00
会場:愛知県 名古屋 日本特殊陶業市民会館 フォレストホール(名古屋市民会館)

2015年12月27日(日)OPEN 16:00 / START 17:00
会場:愛知県 名古屋 日本特殊陶業市民会館 フォレストホール(名古屋市民会館)

2016年1月9日(土)OPEN 17:00 / START 18:00
会場:東京都 九段下 日本武道館

2016年1月10日(日)OPEN 16:00 / START 17:00
会場:東京都 九段下 日本武道館

料金:各公演 前売7,500円

プロフィール

RIP SLYME(りっぷ すらいむ)

RYO-Z、ILMARI、PES、SU、FUMIYAからなる4MC&1DJヒップホップユニット。1994年に結成。2001年3月にシングル『STEPPER'S DELIGHT』でメジャーデビュー。幅広い層に親しまれる洗練された独自のポップセンスと、コアなリスナーをうならせる高次元で織り成されるラップのかけ合いを両立させたサウンドが魅力。国内のヒップホップユニットとして初めての日本武道館ワンマンライブを行い、日本にヒップホップ文化を広く浸透させる。2015年7月29日に、トリプルA面シングル『POPCORN NANCY / JUMP with chay / いつまでも』をリリース。2015年9月30日には待望の10thアルバム『10』をリリース。

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