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Galileo Galilei×POP ETC対談 若き2組が国境を超えて繋がる意義

Galileo Galilei×POP ETC対談 若き2組が国境を超えて繋がる意義

Galileo Galilei『Sea and The Darkness』、POP ETC『SOUVENIR』
インタビュー・テキスト
CINRA.NET編集部
撮影:田中一人

Galileo Galileiはすごくオープンマインドで、発想がものすごく自由なバンドだよね。それでいて、新しいことへの挑戦をためらわない。(クリストファー)

―そうやって言語の壁も、J-POPと欧米の音楽の作り方の壁も越えて、互いが強いシンパシーを抱いているのは、両バンドにいろいろな共通点があるからだとも思います。それこそどちらも3人組ですし、各メンバーがひとつのパートに縛られず、臨機応変に演奏しているバンドという印象もあるので。

クリストファー:うん。それにGGはすごくオープンマインドで、発想がものすごく自由なバンドだよね。それでいて、新しいことへの挑戦をためらわない。彼らのそういうところが、僕は本当に好きなんだ。だからこそ、GGの新作が『ALARMS』(2013年にクリストファーが共同プロデュースしたアルバム)とはぜんぜん違うサウンドになったのって、僕はとても自然なことだと思うんだよね。さっき雄貴も言ってたけど、お互いにいろんな音楽を聴いて、その情報を交換していくなかで、結果として僕らとGGの新作は、それぞれまったくタイプの異なる音楽になった。それって本当に素晴らしいことだよ。

Galileo GalileiとPOP ETC
Galileo GalileiとPOP ETC

―今回のGalileo Galileiは、オーセンティックなギターサウンドがかなり際立ってますよね。そして、POP ETCはニューウェイヴ的なアプローチをさらに突き詰めているというか。

雄貴:うん。でも、やっぱり今回もクリスたちからの影響はあるんですよ。というのも、こういうスタンダードなバンドアンサンブルに今また可能性を感じるようになったのは、それこそFleetwood Macを聴くようになってからなので。それ以前の僕らは、どちらかというとパソコンの前に座って、ひたすら音をこねくり回すことに夢中だったんですけど、そこからまた外に引き戻してくれたのが、クリスの教えてくれたFleetwood Macなんです。

クリストファー:Fleetwood Macは最高だよね。

雄貴:だよね(笑)。それまでの僕らは、どちらかというと演奏よりもソングライティングのほうに意識が寄っていたんですけど、今はドラム一発の強さとか、演奏のちょっとしたミスタッチなんかを楽しんでる。その面白さに気づかせてくれたのは、クリスたちでもあるんです。

クリスとの作業って、ものすごくスムーズに進むんですよ。(雄貴)

―尾崎さんはPOP ETCの新作をどう聴きましたか?

雄貴:以前、北海道の自宅スタジオにクリスが来てくれて、じつはそのときにミックス前の新曲をいくつか聴かせてもらってたんですけど、ビックリしましたね。予想もしていなかった感じというか。というのも、彼らはきっとさらにポップでエレクロトニックな方向に進むんだろうなと思っていたんですけど、実際はもっとバンドらしい音になっていて。そこに関しては、僕らの新しいアルバムとも共通しているような気がしました。

クリストファー:そこ、気づいてくれたんだね! たしかに今回のアルバムで、僕らはまたバンドらしい音作りに戻ってきたような気がしてるんだ。でも、それって別に意図してやったことでもなくて。これは僕らだけじゃなく、GGの三人もきっとそうだと思うんだけど、やっぱり自分たちの過去からは逃げられないし、これまで聴いてきた音楽からの影響って、意識せずとも出ちゃうものだよね? でも、僕らは過去に作ったものと同じような作品は、二度と作りたくないし、常に新しいアイデアを求めている。そういう気持ちで制作に取り組んだ結果として、今作はなんだかすごくバンド然とした音になったんだ。だから、いま雄貴にそれを指摘してもらえたのは、すごく嬉しかったな。アリガト!

―今日はこうして両者の会話を聞いてみて、本当にこの2バンドは音楽で通じ合ってるんだということを強く感じました。それこそ言語の壁みたいなものをまったく感じないというか。

雄貴:それはホントそう。クリスとの作業って、ものすごくスムーズに進むんですよ。クリスと一緒に音楽を作っていると、本当にストレスがないし、ものすごく集中させてもらえるから。

―ようやく日本で両バンドの共演が叶ったばかりですけど、これがいつかアメリカでも実現できたらいいですね。

クリストファー:ぜひ来てほしいな! むこうでも一緒に曲を書いてみたいよ。

雄貴:クリスたちが呼んでくれるなら、ぜひ。でも、あっちのお客さんはライブ中もけっこうしゃべってたりするじゃないですか。誰も俺たちの演奏を聴いてくれなかったりして……。

クリストファー:大丈夫! 僕らがちゃんとした会場を探しておくよ(笑)。

Galileo GalileiとPOP ETC

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リリース情報

Galileo Galilei『Sea and The Darknes』期間限定通常盤
Galileo Galilei
『Sea and The Darknes』期間限定通常盤(CD+DVD)

2016年1月27日(水)発売
価格:3,600円(税込)
SECL-1835/6

[CD]
1. Sea and The Darkness
2. カンフーボーイ / Kung Fu Boy
3. ゴースト / Ghost
4. ウェンズデイ / Wednesday
5. ベッド / Love Song
6. 鳥と鳥 / Bird Cage
7. 燃える森と氷河 / Different Kinds
8. 日曜 / Her Surprise
9. 恋の寿命 / Limit of Love
10. 嵐のあとで / Aftermath
11. ユニーク / Unique
12. ブルース / Blues
13. 青い血 / Blue Blood
14. Sea and The Darkness II(Totally Black)
15. クライマー(re-master ver)(ボーナストラック)
16. ボニーとクライド(re-mix, re-master ver)(ボーナストラック)
[DVD]
1. 恋の寿命 -Music Video-
2. 嵐のあとで -Neue Vox Session-
3. クライマー -Music Video-
4. カンフーボーイ with POP ETC

Galileo Galilei『Sea and The Darknes』通常盤
Galileo Galilei
『Sea and The Darknes』通常盤(CD)

2016年1月27日(水)発売
価格:3,200円(税込)
SECL-1837

1. Sea and The Darkness
2. カンフーボーイ / Kung Fu Boy
3. ゴースト / Ghost
4. ウェンズデイ / Wednesday
5. ベッド / Love Song
6. 鳥と鳥 / Bird Cage
7. 燃える森と氷河 / Different Kinds
8. 日曜 / Her Surprise
9. 恋の寿命 / Limit of Love
10. 嵐のあとで / Aftermath
11. ユニーク / Unique
12. ブルース / Blues
13. 青い血 / Blue Blood
14. Sea and The Darkness II(Totally Black)
15. クライマー(re-master ver)(ボーナストラック)
16. ボニーとクライド(re-mix, re-master ver)(ボーナストラック)

POP ETC『SOUVENIR』日本盤
POP ETC
『SOUVENIR』日本盤(CD)

2016年1月27日(水)発売
価格:2,376円(税込)
SICX-19

1. Please, Don't Forget Me
2. Vice
3. I Wanted To Change The World But The World Changed Me
4. Running In Circles
5. What Am I Becoming?
6. Backwards World
7. Your Heart Is A Weapon
8. Beating My Head Against The Wall
9.Bad Break
10. I'm Only Dreaming
11. Please, Don't Forget Me featuring Yuuki Ozaki(Galileo Galilei)
12. Jonathan(Live Acoustic English Version)
13. Salvation
※解説、尾崎雄貴(Galileo Galilei)による歌詞対訳、POP ETCによる曲目解説付き

イベント情報

Galileo Galilei
『“Sea and The Darkness”Tour 2016』

2016年3月1日(火)OPEN 18:30 / START 19:00
会場:北海道 苫小牧ELLCUBE

2016年3月4日(金)OPEN 18:30 / START 19:00
会場:岡山県 LIVEHOUSE IMAGE

2016年3月6日(日)OPEN 17:30 / START 18:00
会場:広島県 CAVE-BE

2016年3月8日(火)OPEN 18:00 / START 19:00
会場:香川県 高松 DIME

2016年3月12日(土)OPEN 18:00 / START 18:30
会場:熊本県 熊本B.9 V2

2016年3月13日(日)OPEN 17:00 / START 18:00
会場:福岡県 DRUM Be-1

2016年3月15日(火)OPEN 18:30 / START 19:00
会場:石川県 金沢 vanvanV4

2016年3月18日(金)OPEN 18:30 / START 19:00
会場:大阪府 心斎橋 Music Club JANUS

2016年3月19日(土)OPEN 18:00 / START 18:30
会場:京都府 磔磔

2016年3月21日(月・祝)OPEN 17:30 / START 18:00
会場:兵庫県 神戸Varit

2016年3月23日(水)OPEN 18:30 / START 19:00
会場:愛知県 名古屋 Electric Lady Land

2016年3月25日(金)OPEN 18:30 / START 19:00
会場:静岡県 SUNASH

2016年3月27日(日)OPEN 17:30 / START 18:00
会場:東京都 恵比寿 LIQUIDROOM

2016年3月28日(月)OPEN 18:30 / START 19:00
会場:埼玉県 HEAVEN'S ROCK さいたま新都心 VJ-3

2016年3月30日(水)OPEN 18:30 / START 19:00
会場:茨城県 水戸 LIGHT HOUSE

2016年4月1日(金)OPEN 18:30 / START 19:00
会場:新潟県 GOLDENPIGS RED STAGE

2016年4月3日(日)OPEN 17:30 / START 18:00
会場:宮城県 仙台 darwin

2016年4月6日(水)OPEN 18:00 / START19:00
会場:東京都 恵比寿 LIQUIDROOM

2016年4月10日(日)OPEN 17:30 / START 18:00
会場:北海道 札幌 PENNY LANE 24

プロフィール

Galileo Galilei
Galileo Galilei(がりれお がりれい)

2007年、北海道・稚内市にて、尾崎雄貴(Vo,Gt)、尾崎和樹(Dr)、佐孝仁司(Ba)で結成。2010年2月ミニアルバム『ハマナスの花』でメジャーデビュー。リリースごとに支持を集め、その独自の音楽性と存在感で、平均年齢23歳にして同世代のカリスマ的存在に。2016年1月27日、Arctic Monkeys、The 1975等のプロデュースで世界的に知られるMike Crosseyと、Coldplay の"Viva La Vida"を手掛けたJohn O'Mahonyがミックスエンジニアとして、さらに数々の名作を手掛けるGreg Calbiがマスタリングエンジニアとして参加する、4thアルバム『Sea and The Darkness』を発売。2016年3月1日(火)苫小牧ELL CUBEを皮切りに、全19公演にわたる全国ワンマンライブツアーの開催が決定している。

POP ETC
POP ETC(ぽっぷ えとせとら)

NYを拠点とする3ピースロックバンド。Galileo Galilei、木村カエラ、菅野よう子など日本のアーティストとのコラボ、アニメやCMへの楽曲提供、プロデュースなどで話題となり、一躍日本でも活動の場も広げている。2006年にカリフォルニアのバークレーで結成。現在のメンバーはクリストファー・チュウ(Vo, Gt, 兄)、ジョナサン・チュウ(Gt, Key, 弟)、ジュリアン・ハーモン(Dr)。2008年にThe Morning Bendersとしてデビューアルバムを発表後、人気英レーベルRough Tradeと契約。2012年3月にバンド名をPOP ETCに改名。日本のアーティストとのコラボレーションを積極的に行ない、木村カエラの”sonic manic”(作詞:木村カエラ 作曲:POP ETC)はソニー「ウォークマン」CM曲にも起用され大ヒットした。他CMへの書き下ろしも積極的に行なっており、NTT Docomo, Google, Sony 3D Television 他で使用されている。

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