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Yogee New Wavesは時代を代表するバンドへ。青春の音の旅は続く

Yogee New Wavesは時代を代表するバンドへ。青春の音の旅は続く

『CROSSING CARNIVAL'19』
インタビュー・テキスト
金子厚武
撮影:垂水佳菜 編集:矢島由佳子(CINRA.NET編集部)

俺らは「多様性」というのを表現したい。(角舘)

—何度か「説得力」という言葉が出てきたけど、『BLUEHARLEM』もまさに「説得力」のある作品だと思います。前作『WAVES』(2017年リリース)は今の4人で音を鳴らす喜びが瑞々しくパッケージされていたけど、今回はプロダクションの面でもグッとクオリティが増していて、音楽作品としての強度がとても強くなっているなと。

角舘:音にもプレイにも曲にも歌詞にも、それぞれ納得してる。ただ、それでもやりたいことの何%かしかできてなくて、もっとやりたいことがたくさんあるから、今は早くそれに取り組みたい気持ちが強くて。今まではデモから曲を作ってたけど、みんなの演奏がよくなって、セッションから作ることもできるし、逆にデモをより作り込むこともできる。

俺らは「多様性」というのを表現したいから、いろんなことができるのに越したことはないんですよね。だから、バンドが仕上がってきたなって感じがします。「肩温まってんじゃん」って思うから、早くもっと投げたいし、打ちたいなって。

竹村:今回はそれぞれの楽曲に対する咀嚼も深度が深まっていて、どのプレイを聴いても、「それ違くね?」って思うことがないんですよ。グルーヴも強化されてるし、それぞれの表現したいことがちゃんと仕上がってきているなと思うから、それが「説得力」にも繋がっていると思うんですよね。

—グルーヴの強化は間違いなくひとつのポイントですよね。ライブにパーカッションで松井泉さんが参加するようになったのは、その大きなきっかけだったはずで。

粕谷:『CAN YOU FEEL IT TOUR』の前くらいから真面目にグルーヴと向き合って、いろいろ試して、個人的につかんだものは大きかったです。テクニックというよりは、ドラムはやっぱり身体表現だと思って、どう身体を使うかだなって。

松井さんから教わった部分もすごく大きかったです。パーカッショニストとしても、人としても尊敬できるから、今のグルーヴが出ているんだと思います。貴重な体験をさせてもらってるなって感じますね。

粕谷哲司
粕谷哲司

—上野くんはグルーヴの仕上がりについてどう感じていますか?

上野:『SPRING CAVE e.p.』からエンジニアが柏井(日向)さんになって、録り方が変わったんですよ。『WAVES』までは俺と粕ちゃんの二人で録り始めるやり方だったんですけど、柏井さんになってから、ボンちゃん(竹村)と健悟も含めて全員で一緒に録って、あとからダビングするようになって。

—その変化は大きいですね。

上野:あと去年のライブに関しては、ボンちゃんがなにをやってるのかをすごく意識していました。Yogeeの曲って、ギターリフがノリを作ってる曲が多いから、そことしっかりかみ合わせることで、グルーヴの自由度が増すんですよね。全体がもうちょっと有機的に混ざり合うようになったのかなって思います。

—「有機的」というのも、アルバムのキーワードかもしれないですね。

角舘:取って付けたものってすぐにわかるし、Yogeeは絶対にそうはしたくない。そんなことしても自分が一番退屈だろうし、そんなことしたら終わりですからね。

左から:角舘健悟、粕谷哲司、竹村郁哉、上野恒星
左から:角舘健悟、粕谷哲司、竹村郁哉、上野恒星

“Summer of Love”は俺の5%が150%になった……これは癖になりますね。(角舘)

角舘:俺は“Summer of Love”がこの4人で本当の意味で音を出し合った瞬間だと思っていて。ここから、それぞれが筆を持って、好きなものを描き始めたんですよ。俺はそれにひどく感動して。

角舘健悟
角舘健悟

—まさに“Summer of Love”は今作のグルーヴを象徴する一曲ですよね。

角舘:その通りっすね。俺、リフ集みたいなのが40~50個あるんですけど、そこから厳選したのを聴いてもらったなかで、上野くんが「これいい!」ってなって、そこから作ったのが“Summer of Love”なんです。『SPRING CAVE e.p.』には「Sinking time ver.」として入っていたんですけど、そこから上野くんが引っ張ってくれて、今の形になった。

それって今までのYogeeだとあんまりないことだったから、本当に嬉しくて。これまではデモから仕上げても想像の範囲内だったり、超えても10%くらいだったのが、“Summer of Love”は俺の5%が150%になったので……これは癖になりますね(笑)。

上野:この曲って、いつからあったんだっけ?

角舘:2年前の夏かな? で、去年の夏に仕上げたから、夏を2度経験した曲。

—文字通りの、セカンドサマーオブラブに仕上がったわけだ(笑)。

上野:仕上がりがよかったから、予定にはなかったけど、すぐに録って配信しようってなって(2018年10月10日配信リリース)。それくらい勢いがあったんです。

Yogee New Waves『Summer of Love』ジャケット。ジャケットイラストは、角舘が描いた
Yogee New Waves『Summer of Love』ジャケット。ジャケットイラストは、角舘が描いた
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イベント情報

『CROSSING CARNIVAL - visual edition-』
『CROSSING CARNIVAL - visual edition-』

2019年4月3日(水)
会場:東京都 渋谷 TSUTAYA O-EAST

出演:
indigo la End
odol
The fin.
Film & Stage Visual Producer:KITE
料金:3,900円(ドリンク別)

『CROSSING CARNIVAL'19』
『CROSSING CARNIVAL'19』

2019年5月18日(土)OPEN/START 13:00(予定)
会場:東京都 渋谷 TSUTAYA O-EAST、duo MUSIC EXCHANGE、clubasia、WOMB LIVE、TSUTAYA O-nest

出演:
Analogfish
Emerald
OGRE YOU ASSHOLE
C.O.S.A.
崎山蒼志
TENDRE
パソコン音楽クラブ
VaVa
BIM
betcover!!
bonobos
Polaris
ミツメ
MONO NO AWARE
Yogee New Waves
and more
料金:4,800円(ドリンク別)

リリース情報

Yogee New Waves『BLUEHARLEM』初回限定盤
Yogee New Waves
『BLUEHARLEM』初回限定盤(CD+DVD)

2019年3月20日(水)発売
価格:4,104円(税込)
VIZL-1540

[CD]
1. blueharlem
2. Summer of Love
3. CAN YOU FEEL IT
4. Good Night Station
5. Suichutoshi
6. emerald
7. Bring it Home
8. past song
9. Bluemin' Days(Album Ver.)
10. SUNKEN SHIPS

[DVD]
・『Bluemin' Days Asia Tour Documentary“Love you Asia”』
・『CAN YOU FEEL IT TOUR at Zepp DiverCity Tokyo 2018.12.13』
・“Bluemin' Days”PV
・“CAN YOU FEEL IT”PV
・“Summer of Love”PV

Yogee New Waves
『BLUEHARLEM』通常盤(CD)

2019年3月20日(水)発売
価格:3,240円(税込)
VICL-65136

1. blueharlem
2. Summer of Love
3. CAN YOU FEEL IT
4. Good Night Station
5. Suichutoshi
6. emerald
7. Bring it Home
8. past song
9. Bluemin' Days(Album Ver.)
10. SUNKEN SHIPS

イベント情報

『TOUR BLUEHARLEM 2019』

2019年6月8日(土)
会場:岡山県 YEBISU YA PRO

2019年6月14日(金)
会場:福岡県 DRUM LOGOS

2019年6月15日(土)
会場:鹿児島県 SR HALL

2019年6月16日(日)
会場:長崎県 栄町 DRUM Be-7

2019年6月22日(土)
会場:静岡県 浜松 窓枠

2019年6月29日(土)
会場:新潟県 studio NEXS

2019年6月30日(日)
会場:宮城県 仙台 darwin

2019年7月5日(金)
会場:愛知県 名古屋 ダイアモンドホール

2019年7月6日(土)
会場:石川県 金沢 EIGHT HALL

2019年7月12日(金)
会場:北海道 札幌 PENNY LANE 24

2019年7月14日(日)
会場:大阪府 なんばHatch

2019年7月15日(月・祝)
会場:香川県 高松 DIME

2019年7月17日(水)
会場:東京都 お台場 Zepp DiverCity

2019年7月21日(日)
会場:沖縄県 那覇 桜坂セントラル

プロフィール

Yogee New Waves
Yogee New Waves(よぎー にゅう うぇいぶす)

2013年に活動開始。2014年4月にデビューe.p.『CLIMAX NIGHT e.p.』を全国流通でリリース。その後『FUJI ROCK FESTIVAL』《Rookie A GoGo》に出演。9月には1st album『PARAISO』をリリースし、年間ベストディスクとして各メディアで多く取り上げられる。2015年2月に初のアナログ7inchとして新曲『Fantasic Show』を発表。12月には2nd e.p.『SUNSET TOWN e.p.』をリリース。2017年1月にBa. 矢澤が脱退し、Gt.竹村、Ba.上野が正式メンバーとして加入し再び4人編成となり始動。5月に2nd アルバム『WAVES』をリリースし、CDショップ大賞2018前期のノミネート作品に選出。リリースツアーは全国8都市でワンマンを決行し各地ソールドアウト。11月には映画『おじいちゃん、死んじゃったって。』の主題歌に“SAYONARAMATA”が起用される。2018年3月にはメジャーデビューとなる3rd e.p.『SPRING CAVE e.p.』をリリースし、アジア3か国(台湾、香港、タイ)を含めた全12か所のリリースツアーを開催。7月にはPOCARI SWEAT × FES 2018キャンペーンソングとして“CAN YOU FEEL IT”を配信リリースし、全国各地の夏フェスに出演。11月からは全国8都市でのワンマンツアー『CAN YOU FEEL IT TOUR』を開催。2019年3月20日には約2年振りとなる待望の3rdアルバム『BLUEHARLEM』のリリースが決定、6月からは同アルバムを引っ提げ全14公演の全国ツアー『TOUR BLUEHARLEM 2019』の開催が決定している。

関連チケット情報

2020年12月9日(水)
Yogee New Waves
会場:Zepp Tokyo(東京都)
2020年12月9日(水)〜12月13日(日)
【動画配信】「LIVEWIRE」 Yogee New Waves Oneman Live “Escort”
会場:LIVEWIRE(その他)

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