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グループを経てソロになったMeikが語る、1人で背負う面白さと辛さ

グループを経てソロになったMeikが語る、1人で背負う面白さと辛さ

Meik『It's Time』
インタビュー・テキスト
沖さやこ
撮影:豊島望 編集:川浦慧(CINRA.NET編集部)
2019/04/01

自分の意見を受け入れてくれる環境は本当に幸せです。

—ソロの楽曲の振り付けは、全部ご自分で考えているとのことですが。

Meik:アーティストとして「自分がどう表現したいか?」というのを大事にしています。自分の曲は自分のこだわりを持って表現したいから、これからもできる限り自分で振り付けは考えていきたいですね。バックダンサーの振り付けや構成も自分でしています。

—この曲はバックダンサーを入れる、この曲はピンでパフォーマンスをする、というジャッジも全部ご自分で?

Meik:そうです、もちろんスタッフと相談しながらですが、自分の意見や感性を受け入れてくれる環境は本当に幸せです。自分で考えることは大変でもあるけれど、なにより楽しいですね。楽曲では“Shining Star”という曲の詞を共作しています。

—“Shining Star”は去年の12月のワンマンライブで、ピアノ弾き語りをなさっていましたよね(参考記事:Meikの可能性。ダンサーのキャリアを経たからこそ歌える歌がある)。

Meik:自分の想いが強い曲だからこそ、ファンの人にもいつもとは違う聴き方で楽しんでもらえたらと思ったんです。だからピアノをこういうところ(人差し指で鍵盤を押す仕草)から練習しました(笑)。

Meik

—歌とダンスという武器があるのに、わざわざ?

Meik:「この曲ピアノで弾き語りできたらかっこいいですよね」とぽろっと言ったら、「じゃあやってみようか」という話になっていって……。楽器に対する苦手意識が強かくて一切触れてこなかったので、最初は「あー言うんじゃなかった!」と思いました(笑)。

でもこういう表現は必要だなと思ったし、実際にやってみたら自分のアーティストとしての引き出しも増えたので、いい経験になりました。あのワンマンで私がピアノの前に座った時、お客さんが目を見開いて口もぽかーんと開けて「えっ、弾けるの?」と言いたげな顔をしていて(笑)。

—あははは。

Meik:実際お客さんの前で弾き語りをして、歌い方も鍵盤の強弱もリハの時とは全然違って、本番にしかない切なさが出てきたので「こんなに気持ちよく弾き語りができるんだ」って自分でもびっくりでした。弾き語りはレパートリーを増やして、またやりたいですね。

—ソロとして活動するMeikさんの強い味方のなかには、楽曲提供をする作家さんたちがいらっしゃると思います。3月にリリースされた配信シングル『It's Time』の表題曲を制作しているpal@popさんは、ソロデビュー前からのお知り合いだそうですね。

Meik『It's Time』を聴く(Apple Musicはこちら

Meik:pal@popさんの作ってくださった“Let It Spin”はライブで必ず最後に歌っていて、自分にとって欠かせない楽曲なんです。私が持っているダンスの要素を音楽で引き出してくださるし、歌詞も私の想いを理解して書いてくださっているので、自分の高校卒業の節目で卒業ソングを提供していただけたことがうれしいですね。

—たとえば、その「私の想いを理解して書いてくださっている」というのはどこでしょう?

Meik:<一人ぼっちだって 強がってばっかで ホントは不安でしょうがないんだよ>というところです。私はけっこうネガティブ人間なので、上京してからずっと、毎晩毎晩おうちに帰るとさんざん考え込んでしまっていて。でもそれが自分を強くしてるのかなとも思うんです。

—弱い部分と強い意志が表れているのが、Meikさんにとってのリアルなんですね。その想いを歌声だけでなく、ダンスでも表現できるのはMeikさんの強みでしょうし。

Meik:ダンスっていろんな表現の仕方があると思うんです。振り付けによって、まったくイメージは変わってくると思ので、自分が思う“It's Time”はこういうことだよ、という振りを考えました。

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リリース情報

Meik『It's Time』
Meik
『It's Time』

2019年3月20日配信

プロフィール

Meik
Meik(めいく)

静岡出身。キッズダンサー時代からHIP HOPダンサーとしての実力はトップレベルを誇り、数多くの雑誌やメディアでも取り上げられ、デビュー前から多くのトップアーティストのMusic Videoにも出演。2013年にソニーレコーズより4人組ダンスボーカルグループJ☆Dee'Zのメンバーとしてメジャーデビューし、2016年11月にグループを卒業。J☆Dee'Z時代を経て、Meikは自身の目指すアーティスト像を追求するために動き出し、ソロ活動を開始。2017年7月26日にMeikのブラックフィーリング満載のミニアルバム『Make It Happen』でソロデビュー。2018年7月25日には2ndミニアルバム『Make Cheer』をリリース。キュート&ワイルドな18歳とは思えぬ迫力のライブパフォーマンス力を持つ。

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