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清竜人が語る、音楽シーンに足りない批評文化と音楽家の影響力

清竜人が語る、音楽シーンに足りない批評文化と音楽家の影響力

清竜人『REIWA』
インタビュー・テキスト
タナカヒロシ
編集:川浦慧(CINRA.NET編集部)
2019/05/15

普段あまり音楽を聴かない人たちが、聴いてみたいなと思えるようなアーティストが減っている気がして。

—だいぶ脱線したので話を戻しますけど(笑)、竜人さんは3月でデビュー10周年を迎えて、5月で30歳になりますよね。音楽に対する向き合い方に変化はありました?

:よりエンターテイメントとして認識するようになってきたと思います。これがジャズやクラシックの世界で活動していたら、まったく違う姿勢で向き合っていたと思うんですけど、J-POPのシーンでやっているなかで、J-POPをただ音楽として捉えるだけっていうのは、型遅れでもあるし、本質が見えてないことだと思うようになってきたんです。

—それは時代とともに変わってきたと感じているんですか?

:クリエイター気質のアーティストが増えてきたイメージがあるんです。それがダメと言っているわけじゃなくて、ちょっと小難しく見えちゃうと思うんですよね。コアな音楽ファンからすると、優秀に見えるかもしれないけど、普段あまり音楽を聴かないような人たちが、これは興味あるな、聴いてみたいなと思えるようなアーティストが減っている気がして。

音楽ファンが盛り上がっているだけで、大衆音楽としては廃れてきている感じがするんです。それは時代とともに変化するとは思うんですけど、もう少し大衆的に認められるようなアーティストが増えたらいいなと思いますね。

—大衆的に認められるようなアーティストとは?

:あるときテレビと距離を置くアーティストが増えたけど、やっぱりあれだけ大きな媒体なので、有効利用する必要はあると思うんです。たとえば、そこで魅力あるトークをすることも、ひとつのパフォーマンスとして大事だと思うし。音楽以外の部分で評価されたり、魅力を感じさせたりするアーティストが、少しずつ減ってきている気がしていて。

—竜人さんがTwitterやInstagramをやるようになったのも、そこに理由が?

清竜人のInstagram

:そうですね。全然フォロワー数は少ないですけど(笑)、大事だなとは思っていて。たとえば世界のTwitterのフォロワー数ランキングを見ると、いまトップ10の半分くらいがミュージシャンなんですよ。世界的にはミュージシャンがエンターテイメントの中心にいて、影響力もある。でも、日本のランキングには全然いない。本当にミュージシャンの求心力が下がっていることを数字で見て、それが寂しかったんですよね。だから、いまはダメでも、今後に向けて、発信力を持ったアーティストが出てきてほしいし、なろうと思ってほしいし、ぼく自身もなりたいなと思うんです。

—そういう存在を目指して。

:これからプロを目指すような子たちも、ただいい音楽をやるっていう気持ちだけじゃなくて、影響力のある人間になろうとか、もう少し大きな枠でアーティストを捉えた価値観の子たちが増えてくると、音楽業界はもっと盛り上がるんじゃないかなと思いますね。

清竜人『REIWA』収録曲“サン・フェルナンドまで連れていって”

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リリース情報

清竜人『REIWA』初回限定豪華盤
清竜人
『REIWA』初回限定豪華盤(CD+DVD)

2019年5月1日(水)発売
価格:7,560円(税込)
KICS-93791

[CD]
1. 平成の男
2. TIME OVER
3. 目が醒めるまで(Duet with 吉澤嘉代子)
4. 抱きしめたって、近過ぎて
5. 馬鹿真面目
6. サン・フェルナンドまで連れていって
7. 25時のBirthday
8. 青春は美しい
9. Love Letter
10. 私は私と浮気をするのよ
11. 涙雨サヨ・ナラ
12. あいつは死んであの子は産まれた

[DVD]
・平成の男MUSIC VIDEO
・目が醒めるまで(Duet with 吉澤嘉代子)MUSIC VIDEO
・サン・フェルナンどまで連れていってMUSIC VIDEO
・青春は美しいMUSIC VIDEO
・2018.11.17「清竜人ワンマンライブ2018 秋」@TSUTAYA O-EAST
1. Love Letter
2. TIME OVER 3. ヘルプミーヘルプミーヘルプミー
4. 馬鹿真面目
5. 涙雨サヨ・ナラ
6. サン・フェルナンドまで連れていって
7. All My Life
8. きみはディスティニーズガール
9. The Movement
10. LOVE&PEACE
11. あくま
12. 痛いよ
13. ボーイ・アンド・ガール・ラヴ・ソング
<ENCORE>
1. 抱きしめたって、近過ぎて
2. 私は私と浮気をするのよ
3. 平成の男

清竜人『REIWA』通常盤
清竜人
『REIWA』通常盤(CD)

2019年5月1日(水)発売
価格:3,000円(税込)
KICS-3791

1. 平成の男
2. TIME OVER
3. 目が醒めるまで(Duet with 吉澤嘉代子)
4. 抱きしめたって、近過ぎて
5. 馬鹿真面目
6. サン・フェルナンドまで連れていって
7. 25時のBirthday
8. 青春は美しい
9. Love Letter
10. 私は私と浮気をするのよ
11. 涙雨サヨ・ナラ
12. あいつは死んであの子は産まれた

イベント情報

『清竜人ハーレム♡フェスタ2019 10th ANNIVERSARY & 30th BIRTHDAY』

2019年5月25日(土)
会場:新木場 STUDIO COAST
時間:OPEN 16:00 / START 17:00

プロフィール

清竜人
清竜人(きよし りゅうじん)

大阪府出身、1989年5月27日生まれ。2009年3月、シングル「Morning Sun」で東芝EMIよりメジャーデビュー、その後6枚のシングルと6枚のアルバムをリリースする。2014年、レーベルをトイズファクトリーに移籍、一夫多妻制アイドルグループ『清竜人25』としての活動を開始。プロデューサー兼メンバーである清竜人とその妻達で構成されるアイドルの固定概念を覆す全く新しいエンターテインメントを披露。アルバム2枚、シングル6枚をリリースするも2017年6月17日、幕張メッセイベントホールにて行われた解散ライブをもって、約3年間の活動に幕を閉じた。2016年12月、清竜人25の活動と並行して『清竜人TOWN』の活動も開始。清竜人とリスナーとの関係性が、単なる演者と観客ではなく、同じ目線でライブを楽しむと言うコンセプトのもと会場では、ただ観るのも良し、歌うのも良し、楽器を演奏するのも自由と言うライブでたくさんのファンとの共演を果たす。2018年レーベルをキングレコードEVIL LINE RECORDSに移籍、ソロとしてのアルバム制作を約5年ぶりに開始する。

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