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yonkeyとAAAMYYY。思考や声など、自らの個性を強みに変える2人

yonkeyとAAAMYYY。思考や声など、自らの個性を強みに変える2人

LINE RECORDS
インタビュー・テキスト
天野史彬
撮影:永峰拓也 編集:川浦慧(CINRA.NET編集部)

松田聖子さんとエミネムを交互に聴いたりします(笑)。(yonkey)

―実際、yonkeyさんと最初に顔を合わせたときの印象はどうでしたか?

AAAMYYY:意外とヘコヘコしながらも(笑)、熱意があるし、仕事も速いんだろうなって思いました。若さも感じたし。

yonkey:AAAMYYYさんは、僕の知らない音楽を教えてくれましたよね。

―どんな音楽の話をしたんですか?

AAAMYYY:あのとき話したのは、スプーキー・ブラックっていうアメリカの男の子の話とか。彼は、無理をせず音楽をしている人だと思うんですよね。言い方は悪いかもしれないけど、売れ線で曲を書いていない。ちゃんと、その人のバックグラウンドが見える音楽をやっている人だと思うんです。

音楽性としては、すごくダウナーで、ちょっとシューゲイザーっぽい音楽を宅録で作っている男の子なんですけど、yonkeyくんとは宅録っていう共通点もあるし、歳も近いし、国籍は違えど、自分のバックグラウンドを表現しているところが共通しているなと思って、おすすめしました。

スプーキー・ブラック『Leaving』を聴く(Apple Musicはこちら

―yonkeyさんからAAAMYYYさんに対しては、どんな音楽の話をしたんですか?

AAAMYYY:yonkeyくんはApple Musicのプレイリストを見せてくれたけど、まんべんなく聴いていたよね?

yonkey:そうですね。僕は「このジャンルが好き!」っていうのがなくて。J-POPもROCKもR&Bも、とにかくApple Musicで毎日、片っ端から聴いている感じなんです。

AAAMYYY:美空ひばりとかも聴いていたもんね。

yonkey:そうですね。今日はこの現場にくるまで、松田聖子さんを聴いていました。松田聖子さんとエミネムを交互に聴いたりします(笑)。

―すごい精神状態になりそうですけど(笑)。そのざっくばらんに音楽を摂取できる感性は、根本的に備わっているものですか?

yonkey:中学2年生でスマホを買ってもらったときから、YouTubeで音楽をディグっていました。その頃から、「まんべんなく聴く」っていう感覚はあったと思います。

AAAMYYY:初めてYouTubeで見た動画は覚えてる?

yonkey:中学生の頃に見た、エミネムとリアーナの“Love The Way You Lie”のビデオですね。周りの友達は湘南乃風さんとか、AK-69さん、CHEHONさんとかを聴いていたんですけど、当時の僕はエミネムが好きすぎて、すぐに友達に見せることができるように、手帳にリリックを貼ってました(笑)。

AAAMYYY:私の頃はみんな、西野カナさんの歌詞画像をガラケーの待ち受けにしたりしてたなぁ。

やっぱり、テクノロジーが味方になった世代ですよね、yonkeyくんは。(AAAMYYY)

―そもそも、yonkeyさんが音楽作りを始めたきっかけはどのようなものだったのしょう?

yonkey:2歳の頃からクラシックピアノをやっていて、本格的に曲作りを始めたのは18歳の頃です。最初はバンドを始めたんですけど、それは武道館でUVERworldさんのライブを観たのがきっかけでした。そのとき、人生で初めて生バンドを観たんですけど、食らっちゃって。その日の帰り道に、隣の友達の家のインターホンを押して、「バンドやろう!」って言いました。

―すごい衝動ですね。隣の友達は、バンドをやっていたんですか?

yonkey:いや、家が隣だから誘っただけです(笑)。そいつが和太鼓をやっているのは知っていたので、「よし、ドラムいけるよね?」って。ちょうど受験シーズンだったんですけど、次の日から受験勉強もやめて。塾も行かなくなっちゃったんですよ。

―それだけ、UVERworldのライブが衝撃的だったんですね。クラシックピアノでは感じられなかったものが、そこにはあった。

yonkey:「生のエネルギーってこんなにすごいんだ!」って思いました。それまでCDやスマホ越しでしか聴いたことがなかった音楽が、こんなにもエネルギッシュなものなんだと感動して。集団で奏でる音楽のすごさも感じました。バンドって、個々の集まりじゃないですか。集合体で出せるパワーは、発表会でひとりピアノを弾いているときには感じられなかったもので。「自分もこれをやりたい!」って思ったんですよね。

yonkey

―現状yonkeyさんは今回の“ダウナーラブ(feat. AAAMYYY)”のようなソロ名義での活動もありつつ、自身がフロントマンを務めるバンド、Klang Rulerでも活動されていますよね。Klang Rulerでは、ミュージックビデオも自分たちで制作されているそうですね。

yonkey:そうですね。制作に関わることは、自分たちで完結させていきたいと思っています。スマホを買ってもらったときから、自分で映像を作ったりするのは当たり前だったので、ビデオを作るときも、レコーディングも、バンドの衣装を作るのも、「人に頼む」っていう発想が自分たちにはそもそもなくて。

“I'm a moment”っていう曲のビデオに関しては、Twitterで見つけたイラストレーターさんに声をかけてコラボレーションしたんですけど、それもやっぱり、自分たちを起点にして周りを巻き込んでいくっていう発想なんですよね。

AAAMYYY:やっぱり、テクノロジーが味方になった世代ですよね、yonkeyくんは。私が初めて携帯電話を買ってもらったのは高校1年生の頃だったんですけど、その頃のガラケーには、まだ説明書がついていて。わからないことがあれば説明書を見るっていう発想が、当時はまだあったんだけど、今のスマホには説明書がついていないから、自分でやり方を見つけなきゃいけない。

私の甥っ子や姪っ子もそうなんですけど、初めて手にしたのがスマホの子たちは、自分でやり方を見つけて楽しんでいますよね。人類の発達を感じさせて、面白いなぁって思います(笑)。

AAAMYYY
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リリース情報

yonkey『ダウナーラブ(feat. AAAMYYY)』
yonkey
『ダウナーラブ(feat. AAAMYYY)』

2019年7月3日(水)配信

プロフィール

yonkey
yonkey(よんきー)

1997年生まれ、22歳のプロデューサー、シンガー。幼少からクラシック音楽に触れ、ピアノ演奏を始める。高校で自身がフロントマンを務めるバンド「Klang Ruler」を結成。ライブ活動に加え、YOUTUBEなどに自身が映像ディレクションするMVを次々に発表。18歳でSkrillexやZEDDなどのEDMシーンに感銘を受け、トラックメイキングに没頭。間もなくシンガー、ラッパーのプロデュースを始め、現在は、BADHOPの弟分である「Snozzz」のプロデュース・トラックメイキングをすべて任される。トラディショナルなソングライティングをべースに、最先端のエレクトロニックサウンドとHIPHOPのエッジを組み合わせたプロデュースワークが業界内外で話題となっている。

AAAMYYY
AAAMYYY(えいみー)

長野県出身のSSW / トラックメイカー。CAを目指してカナダに留学し、帰国後22歳から音楽制作を始める。2017年からAAAMYYY(エイミー)名義で活動を開始し、2018年6月からTempalayに正式加入。数多くのサポート、ゲストボーカル経験を持ち、CMでの歌唱提供やモデルでの活動も並行する。

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