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人生は楽しい暇潰し。zo-sun parkが語る、肩肘張らない生き方と歌

人生は楽しい暇潰し。zo-sun parkが語る、肩肘張らない生き方と歌

Eggs
インタビュー・テキスト
黒田隆太朗
撮影:山口こすも 編集:矢島由佳子(CINRA.NET編集部)
2019/12/13

「ナンセンス」とはポップにおいて誉め言葉である。田辺太郎亮介曰く「Oasisもなにも言ってない」とのことであり、かつて「ジョン・レノンの魅力は?」と問われたグリフ・リース(Super Furry Animals)も、「ダジャレ、あとはナンセンスな韻を踏むところ」と答えている。意味のない言葉は、意味を飛び越え伝播する。

北海道出身の大学生によるスリーピース、zo-sun parkの魅力はまさしくそれだ。UKロックと歌謡曲を掛け合わせ、語感とメロのよさを追及したキャッチーな歌を、西海岸の気分で歌う。彼らの音楽を聴いていると、なんだかいろんなことがどーでもよくなってくるのだ。聴き手に飢餓感を与える全8曲21分というスピード感も含め、1stアルバム『MAL FROM』は「もっと聴きたい」と癖になるポップソングである。果たして彼らは、曲者なのか切れ者なのか。2019年の『ワン!チャン!!』オーディションでグランプリを獲得し、晴れて初の全国流通盤をリリースしたバンドの素顔を覗いた。

もっと日本の音楽にも多様性があればいいのになって思うんです。(田辺)

zo-sun park(ぞーさんぱーく)<br>CAP:左から:キクリン、田辺太郎亮介、ヤマセ・ハン<br>2018年初頭、田辺太郎亮介(Vo,Gt)、キクリン(Ba,Cho)、ヤマセ・ハン(Dr,Cho)により札幌にて結成。オールドスクールともニューウェーブとも捉えられるポップソングを歌う。2019年Victor主催『ワン!チャン!!』オーディションにてグランプリを獲得し、『ビクターロック祭り2019』at幕張メッセに出演。11月20日に初の全国流通盤『MAL FROM』をリリースした。
zo-sun park(ぞーさんぱーく)
CAP:左から:キクリン、田辺太郎亮介、ヤマセ・ハン
2018年初頭、田辺太郎亮介(Vo,Gt)、キクリン(Ba,Cho)、ヤマセ・ハン(Dr,Cho)により札幌にて結成。オールドスクールともニューウェーブとも捉えられるポップソングを歌う。2019年Victor主催『ワン!チャン!!』オーディションにてグランプリを獲得し、『ビクターロック祭り2019』at幕張メッセに出演。11月20日に初の全国流通盤『MAL FROM』をリリースした。

―人生で最ものめり込んだ音楽はなんですか?

キクリン(Ba,Cho):ハイスタ(Hi-STANDARD)ですね。元々ギターをやっていて、ハイスタはほとんど弾けるくらいコピーしまくりました。精神性がかっこよくてハマりましたね。

ヤマセ(Dr,Cho):僕が音楽をちゃんと聴くようになったのは中学2年生くらいからで、OKAMOTO'Sを好きになりました。あと、幼少期から親がずっと家でTHE BEATLESをかけていて、中学生になってから聴きなおしたらすごくいいなと思って。洋楽ではTHE BEATLESが好きです。

―田辺さんは?

田辺(Vo,Gt):僕が高校生のときに一番のめり込んだのはandymoriとThe Libertinesです。

―The Libertinesは、zo-sun parkの音楽に直結していますね。

田辺:最初はわからなかったんですよ。The Libertinesの1st(『Up The Bracket』)を聴いても、音圧もないし、なにをやっているのかさっぱりわからないなって。なのに、なんでかクセになってくるんですよね。“Time For Heroes”とか、まじでイカしてるなあって思うようになりました。

The Libertines“Time For Heroes”を聴く(Apple Musicはこちら

―資料には「飽和が目立つ若者の音楽シーンに新しい風を吹かせる」と書かれていますね。これがこのバンドの原動力なんじゃないかと思ったんですが、どういうときに飽和を感じて、その中でどういう音楽をやりたいと思ってますか。

田辺:僕は元々ドラムをやっていて、高校生の頃から軽音部でバンドをやっていたんですけど、周りはギターロックばっかりで。その「右に倣え」みたいな感じには違和感があったというか。ドラムをやめたタイミングで、僕ももっと好きなことをやりたいと思うようになって。

もっと日本の音楽にも多様性があればいいのになって思うんです。みんな同じようなジャンルの音楽をやっているけど、世の中にはいろんなジャンルがあるじゃないですか。もっといろんな音楽がヒットすればいいと思うんですよね。

左から:キクリン、田辺太郎亮介、ヤマセ・ハン
左から:キクリン、田辺太郎亮介、ヤマセ・ハン
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『Eggs』
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料金:無料

リリース情報

zo-sun park『MAL FROM』
zo-sun park
『MAL FROM』(CD)

2019年11月20日(水)発売
価格:1,980円(税込)
品番:EGGS-043

1. 恋のキューピッド
2. サイダー
3. アンビリーバボーデイズ
4. TOKERU
5. パラソル
6. shy boy
7. オーライ
8. さよならバラ色の人生

プロフィール

zo-sun park
zo-sun park(ぞーさんぱーく)

2018年初頭、田辺太郎亮介(Vo,Gt)、キクリン(Ba,Cho)、ヤマセ・ハン(Dr,Cho)により札幌にて結成。オールドスクールともニューウェーブとも捉えられるポップソングが若い女の子とおじさんにウケている。フロントマン田辺は無類のUKロック好きであり、キクリンは魚類の刺し身が好きである。ヤマセは風貌と年齢の不一致により女性にモテない。結構な頻度で「楽曲が良い」「人気が出そう」等と評されるが全くもって実感がわかないため、本人たちは憤りを覚えている。

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