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SOMETIME'S、音楽を辞められなかった2人が紡ぐ第二のドラマ

SOMETIME'S、音楽を辞められなかった2人が紡ぐ第二のドラマ

SOMETIME'S『TOBARI』
インタビュー・テキスト
天野史彬
編集:川浦慧(CINRA.NET編集部)
2020/11/06

10月21日に1st EP『TOBARI』をリリースした、SOTA(Vo)とTAKKI(Gt)による音楽ユニット、SOMETIME'S。新人ながら、既に“Honeys”や“Take a chance on yourself”といった楽曲のミュージックビデオの再生回数は伸びているし、『TOBARI』の最後を飾る楽曲“Morning”は、11月スタートのドラマ『そのご縁、お届けしますーメルカリであったほんとの話ー』(MBS / TBS)の主題歌に抜擢されている。

音楽性としてはソウル、R&B、AORや、日本の1970~1990年代のポップスに通じており、それを現代的な感性で研ぎ澄ませ、洗練されたモダンなポップスへと昇華している。その手腕の見事さは曲を聴くと強く感じるが、しかし、そんなSOMETIME'Sの音楽の本質にあるものとは、本人たち曰く、「他力本願」の精神なのだという。

「2人」という編成を活かし、様々なミュージシャンと交わりながら音楽を作り上げていくSOMETIME'S。そのフレキシブルな活動スタンスの根底にあるのは、実は「人はひとりでは生きることができない」という、とても人間的な弱さなのかもしれない。そして、そんな自分たちの「弱さ」を受け入れる大らかな眼差しがあるからこそ、SOMETIME'Sの音楽は高い完成度を誇りながらも、どこかチャーミングな佇まいを持っているのかもしれない。そんな真摯で不器用な性格を持った男たちの人間模様を覗いてみた。

「2人組」ということにこだわりはない。周りにいるたくさんの素晴らしいミュージシャンと、その都度一緒にやりたい

SOMETIME'S(さむたいむす)<br>左から:TAKKI、SOTA<br>2017年SOTA(Vo)とTAKKI(Gt)で結成された音楽ユニット。Some time=いつか、Sometimes=時々 もしあなたが夢を叶えるために毎日頑張っているなら、その夢が「いつか」叶うようにという思いと「時々」休んで欲しいという思いをこめてSOMETIME'Sと名付けられている。2020年以降の音楽シーンを賑わすであろうアーティストとして密かに注目が集まっている。
SOMETIME'S(さむたいむす)
左から:TAKKI、SOTA
2017年SOTA(Vo)とTAKKI(Gt)で結成された音楽ユニット。Some time=いつか、Sometimes=時々 もしあなたが夢を叶えるために毎日頑張っているなら、その夢が「いつか」叶うようにという思いと「時々」休んで欲しいという思いをこめてSOMETIME'Sと名付けられている。2020年以降の音楽シーンを賑わすであろうアーティストとして密かに注目が集まっている。

―SOMETIME'Sが結成されたのは2017年だそうですが、どういった経緯でふたりは出会い、共に音楽活動をすることになったのでしょうか?

SOTA:そもそも僕らは高校の同級生なんですけど、高校時代はお互い、面識はなくて。高校卒業後、ふたりとも横浜界隈でバンドをやっていたときに知り合いました。SOMETIME'Sを結成した2017年は、僕が前にやっていたバンドが解散したタイミングですね。TAKKIがやっていたバンドが2014年頃にすでに解散していて、それから彼はサポートミュージシャンをずっとやったので、僕が声をかけたんです。

TAKKI:誘ってもらったとき、SOTAは「自分のやりたい音楽がまだなにもできていないから、音楽を続けたい」と言っていて。「じゃあ、まずはそれを実現しよう」っていうところからSOMETIME'Sは始まりました。

―SOTAさんが言う「自分がやりたい音楽」というのは、どういうものだったんですか?

SOTA:ポップスがやりたかったんです。僕は幼少期の頃からずっと、きれいなコードやメロディで、豪華なサウンドっていう音楽が好きだったんですけど、前にやっていたバンドはツインボーカルのバンドで、正直、曲調的には自分の好みっていう感じではなかったんです。

僕は後から加入したメンバーだったんですけど、ライブの動かし方や、人を巻き込んでいく雰囲気が好きで。そのバンドに参加するのは、自分に足りないものを補っていくような感覚だったんです。結局解散したので、じゃあ、次は自分のやりたいことをやろうと思って、SOMETIME'Sを始めました。

SOTA
SOTA

―結成から現在に至るまで、2人編成を軸に、音源やライブではサポートミュージシャンを迎えるという形で活動されていますよね。「2人」って、特殊な編成でもありますよね。2人で活動することにこだわりはありますか?

TAKKI:お互い、2人組に固執しているわけではないんですけど、結成した当初はすぐにでも活動したかったし、例えば3~4人のメンバーを集めないと活動開始できないっていうメンタリティは、僕にもSOTAにもなかったんですよね。ベースもドラムも周りに知り合いがいたから、その人たちを巻き込んでいければいいよねっていう感じでした。

SOTA:とにかく、はやく動き出したかったんですよね。僕は当時、サラリーマンをやっていたんですけど、SOMETIME'Sを始めることは、前のバンドが解散した翌日に自分のTwitterで発表したんですよ。当時は、「俺は音楽やめませんよ」っていうことをはやくみんなに言いたかったんだと思います。

あと、TAKKIが言うように、幸いミュージシャンの友達はたくさんいたので、固定メンバーを決める必要はなかった。「あの人と一緒にやりたいし、あの人とも一緒にやりたいし……」っていう感じで。

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リリース情報

SOMETIME'S『TOBARI』
SOMETIME'S
『TOBARI』(CD)

2020年10月21日(水)発売
価格:1,980円(税込)
STCR-1001

1. Get in me
2. Honeys
3. Take a chance on yourself
4. Simple
5. I Still
6. Morning

プロフィール

SOMETIME'S
SOMETIME'S(さむたいむす)

2017年SOTA(Vo.)とTAKKI(Gt)で結成された音楽ユニット。“Some time” = いつか、“Sometimes”= 時々 もしあなたが夢を叶えるために毎日頑張っているなら、その夢が「いつか」叶うようにという思いと「時々」休んで欲しいという思いをこめてSOMETIME'Sと名付けられている。Apple Music「ブレイキング:J-Pop」、Spotify「Early Noise Japan」を始めとしたプレイリスト入りを果たし、AWAでは無名の新人ながらも超異例のTOPバナーPUSHを得てAWA急上昇楽曲No.1。音楽認識アプリ「SHAZAM」の新人アーティストとトレンドである「Discovery チャート」にて1位を獲得。以降、配信を重ねるごとにサブスクリプションプレイリスト・チャートを賑やかし無名から一転、2nd Digital Single「Take a chance on yourself」ではJ-WAVE「TOKIO HOT 100」にて最高位34位を記録、3rd Digital Single「I Still」はFM802「RADIO MASTERS」WEEKLY PUSHを獲得しサブスクリプションだけでなくラジオのチャートプッシュもされ始め、2020年以降の音楽シーンを賑わすであろうアーティストとして密かに注目が集まっている。

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