第8回SICFグランプリ受賞者の個展を開催、「みる」という行為を再考する

青山のスパイラルにて5月に開催された第8回SICF(スパイラル・インディペンデント・クリエーターズ・フェスティバル)にてグランプリを受賞した佐藤誠高氏の個展が開催される。

佐藤誠高氏がSICFに出展した作品は、写真と見間違えるほどリアルに描かれた絵画作品。描画対象には「ゆがみ」が若干加えられており、会場ではそこから感じられる違和感は見る人の足をとどめる様子が多く見受けられた。写真と絵画、現実と非現実といった対極にあるものの魅力を鋭く描き出し、普段意識しない「みる」行為の曖昧さにきづくきっかけを見るものに与えている。

今回の展覧会では「赤ちゃん」と「女子学生」を題材とした、大型の新作3点を中心の展示となる。

関連画像:第8回SICFグランプリ受賞作品「2人の女性」(2006) Courtesy of SPIRAL/Wacoal Art Center(photo : Katsuhiro Ichikawa)

第8回SICFグランプリ佐藤誠高展『ニュートラル グレイ』
2007年10月27日~10月30日 11:00~20:00
会場:青山スパイラル1F ショウケース
料金:無料

 

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