森美術館にて「ターナー賞」受賞者の作品を一堂に集める初の展覧会

現代美術界で最も重要な賞の1つである「ターナー賞」の歴代受賞者すべての作品を一同に集める試み『英国美術の現在史:ターナー賞の歩み展』が森美術館にて4月25日(金)から7月13日(日)まで開催される。

英国若手アーティストの登竜門として、1984年以来ほぼ毎年開催されている「ターナー賞」は、絵画、彫刻、写真といったジャンルを問わず、多様で今日的な表現を取り上げるユニークな賞として知られ、世界中の注目を集めている賞だ。英国では国民的行事となっており、受賞者発表式がテレビ中継され、翌日の新聞で受賞者が大きく報道も行われる。

栄誉あるこの賞の歴史を振り返るとともに、ギルバート&ジョージ、トニー・クラッグ、アニッシュ・カプーア、デミアン・ハースト、ヴォルフガング・ティルマンスなどの作品を通じて、英国現代美術の流れを再び見つめなおす機会となっている。

『英国美術の現在史:ターナー賞の歩み展』
2008年4月25日(金)~7月13日(日)10:00~22:00
(4月29日(火)、5月6日(火)を除く火曜日は17:00まで)
会場:森美術館(東京・六本木)
展示アーティスト:マルコム・モーリー、ハワード・ホジキン、ギルバート&ジョージ、リチャード・ディーコン、トニー・クラッグ、リチャード・ロング、アニッシュ・カプーア、グレンヴィル・デイヴィー、レイチェル・ホワイトリード、アントニー・ゴームリー、デミアン・ハースト、ダグラス・ゴードン、ジリアン・ウェアリング、クリス・オフィリ、スティーヴ・マックィーン、ヴォルフガング・ティルマンス、マーティン・クリード、キース・タイソン、グレイソン・ペリー、ジェレミー・デラー、サイモン・スターリング、トマ・アブツ、マーク・ウォリンジャー
料金:一般1,500円 学生(高校・大学生)1,000円 子供(4歳以上−中学生)500円

関連パブリックプログラム
『アーティストトーク』※日英逐次通訳付き
2008年4月26日(土)14:00~16:00
出演:レイチェル・ホワイトリード(1993年度受賞)、マーティン・クリード(2001年度受賞)
会場:森美術館53階展示室内 ギャラリー1
定員:各回100名(当日先着順、予約不要)
料金:無料(要展覧会チケット)

(画像:ヴォルフガング・ティルマンス《君を忘れたくない》2000年
インクジェットプリント、Courtesy: The artist and Maureen Paley, London)

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