葉山の海沿いで見る『マティスとボナール -地中海の光の中へ-』

神奈川・葉山の神奈川県立美術館にて、『マティスとボナール -地中海の光の中へ-』が開催されている。

アンリ・マティスは20世紀フランス絵画の巨匠。フォービズム運動を率いた作家として知られており、日本の現代アートを牽引する村上隆や草間彌生にも、ピカソにはなれてもマティスには及ばない、と言わしめるほど世界的に知られる作家だ。ピエール・ボナールも同時代のフランスの作家で、マティスとの深い交友があったことが知られている。

国内外から作品を集め、油彩、水彩、版画など、約120点もの作品を、時系列ごとに紹介する展示となっている。2人の名画家が、どのようにして絵画と向かい合っていたのかを楽しむことができる。

同展は7月27日まで開催している。会場の神奈川県立美術館は葉山の一色海岸に面した立地なので、海でのレジャー後に涼みながら美術鑑賞というのも良いかもしれない。

『マティスとボナール 地中海の光の中へ』展
2008年5月31日(土)~2008年7月27日(日)9:30~17:00(入場は16:30まで)
会場:神奈川県立美術館
休館日:月曜(7月21日は開館)、7月22日(火曜)
料金:一般1,200円 20歳未満・学生1,050円 65歳以上600円

(投稿:CINRA杉浦)

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