10月25日からユーロスペース（東京・渋谷）で公開中の映画『ブリュレ』の林田賢太監督が、11月1日に死去したことが明らかになった。享年32歳。
林田監督は10月31日のイベント上映後に、代表を務める映像制作会社の事務所に1人で向かったが、翌日から連絡が取れなくなり、5日に駆けつけたスタッフが倒れている所を発見した。
林田監督のデビュー作でありながら同時に遺作となった『ブリュレ』は、主演に実際の一卵性双生児の姉妹を起用。演技経験のなかった主演2人の実際の成長や、季節感を出すための長期の撮影などで注目を集めていた。
『ブリュレ』の上映が終了する11月14日（金）18:30から、渋谷ユーロスペースのビル1階にあるカフェPrologueで、お別れ会「映画葬」が営まれる。
『ブリュレ』
2008年10月25日(土)より、渋谷・ユーロスペースにてレイトロードショー
脚本・監督：林田賢太
撮影：早坂伸（J.S.C.）
プロデューサー：赤間俊秀、三坂知絵子
キャスト：
中村梨香
中村美香
平林鯛一
瀬戸口剛
小田豊
配給：シネバイタル
配給協力：ゼアリズエンタープライズ
林田賢太監督おわかれ会「映画葬」
2008年11月14日（金）18:30～21:00
会場：カフェ「Prologue」（ユーロスペースのビルの1Ｆ）
料金：3,000円
（画像：© 2008CINEVITAL）
