東京藝術大学取手キャンパスにて12月5日(金)から7日(日)にかけて、『取手ArtPath2008-発見はそばにある-』が開催される。
『取手ArtPath』とは、東京藝術大学取手の美術学部絵画科油画先攻1年および先端芸術表現科を中心に毎年行われているアートプロジェクトだ。
絵画、立体、インスタレーション、写真、映像、パフォーマンスなど様々な学生の作品が展示される他、トークイベントや参加型イベントも行われるなど盛りだくさんの内容だ。東京からは少し離れているが、取手駅を降りた時にはもう、アートに触れることになる。それは取手からキャンパス間を往復する送迎バスが、サイトシーイングバスカメラという、カメラの原理を応用し風景をバスの中に取り込む、つまり風景は逆さま、進めば戻る、という不思議な仕掛けを用意しているからだ。
「アートバブルは終わった」と訳知り顔で言う人もいるが、このアートパスで若手のパワーを感じて欲しい。アートバブルは終わったのかもしれないが、表現は終わらないのだから。
『取手ArtPath2008-発見はそばにある-』
2008年12月5日(金)~12月7日(日)10:00~17:00
会場:東京藝術大学取手キャンパス
関連イベント
『靴プロジェクト』
会場:メディア教育棟1階 ピロティ内
『パフォーマンス』
会場:芸大取手キャンパス各所
※会期中、各所で開催
『ラウンドテーブル』
2008年12月7日(日)14:00~16:00
会場:メディア教育棟
パネリスト:
斉藤芽生(絵画科油画講師・司会)
手塚雄二(日本画科教員)
会田誠(美術作家)
高峰格(美術作家)
他
『ウラウンドテーブル』(学生主体の座談会)
2008年12月7日 1回目 11:00~12:00 2回目 14:00~16:00
会場:メディア教育棟1階(アートカフェ内特設会場)
『サイトシーイングバスカメラ』
(送迎バスを丸ごとカメラにして窓の外の風景をバスの内側に取り込む)
会場:取手駅東口~芸大区間 定員:約20名(先着順)
アートカフェ
『藝大の先生と話そう』
2008年12月5日(金)、6日(土)13:30~14:30、15:00~16:00
会場:メディア教育棟1階(アートカフェ内特設会場)