Shiodomeitalia クリエイティブセンター(東京・汐留)にて3月2日まで、パリのポンピドゥー・センターで企画による巡回展『FABRICA LES YEUX OUVERTS:将来を見据えた目』が開催中。
「ファブリカ」とはベネトン・グループが運営する「カルチャー」と「ビジネス」をつなげることを目的とした、いまだかつてない方法を用いた実験的な活動のこと。現在では世界中の100ヵ国以上で行われている。
イタリア・トレビソの近郊で、建築家・安藤忠雄氏によって改修・拡張工事の行われた歴史的な複合建築を活動拠点にしており、世界中から集まる若いアーティストたちに対して1年間にわたり、彼らがプロジェクトを実現できるようその場を提供。グラフィック、映像、インダストリアル・デザイン、出版、ニューメディア、写真、音楽などの様々な分野にわたり、国際的な専門家チームのガイダンスの基に行われている。
今回の展示会では、「ファブリカ」で実現された最も重要なプロジェクトを、様々な視点から一般に向けて公開。ドキュメンタリー・プロジェクト(雑誌『COLORS』とルポタージュ)及び、実験的なプロジェクト(ビデオ、ヴィジュアル・コミュニケーション、インタラクティブ・インスタレーション)から構成され、インタラクティブ・インスタレーションでは、来場者自身が個人的な参加活動を行うことができるようになっている。
『FABRICA LES YEUX OUVERTS:将来を見据えた目』
2008年1月18日~3月2日 11:00~19:00
会場:Shiodomeitaliaクリエイティブ・センター(東京・汐留)
料金:一般700円、学生(中学生以上)500円、団体(10名様以上)500円