圧倒的なロケーションに浮かび上がる官能美と壮絶な映像美、金子雅和監督の初長編『すみれ人形』

映画美学校在学時から耽美的かつ官能的な映像が高く評価されていた新鋭・金子雅和氏が、同校修了製作として、瀬々敬久の監修のもと作り上げた長編第1作目『すみれ人形』がUPLINK Xにて2月29日まで上映中。

失踪した妹、すみれを捜し求める腹話術師が主人公という特異な物語設定と、エロスと残酷に満ちた世界観が、これまで上映された映画祭などで賛否両論を生んできたおり、全編を飾る流麗なサウンドを異才・竹久圏氏が手がけている。

そして、監督自身がこだわり抜いて探し出した滝・廃墟・森などの圧倒的なロケーションに浮かび上がる官能美が、作品の最大の見せ場となっており、偶然という必然によって導かれたような天候の奇跡と驚愕のロケーションで壮絶な映像美を演出する金子雅和氏の世界にどっぷりと浸かってほしい。

『すみれ人形』(2007年63分)
2008年1月26日~年2月29日上映
会場:UPLINK X(東京・渋谷)
監督:金子雅和
出演:小谷建仁、松岡龍平、遠藤祐美、綾野剛、山田キヌヲ

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