INAXギャラリー2（東京・京橋）にて、30歳の若手写真作家、石川直樹写真展『石川直樹展 ―VERNACULAR 世界の片隅から』が5月1日（木）から5月28日（水）まで開催される。
石川は先史時代の壁画をめぐる旅を撮影した写真集『NEW DIMENSION』、10年にわたる旅のなかで北極圏の現在を写し出した『POLAR』の2冊を2007年に発表。圧倒的な存在感と密度で多くの人々の心を捕えており、「日本写真協会新人賞」、「講談社出版文化賞」を今年に入ってから受賞している。
今回の写真展では、アフリカの家々やそこに暮らす人々の姿を写した新作を展示。石川独自の「生」の体感を、「VERNACULAR=風土」が育んだ不思議なアフリカの家屋のかたち、そこに暮らす人々の姿から表しており、人間の持つ豊かな生命力と想像力を感じ取ることのできる写真展だ。
『石川直樹展 ―VERNACULAR 世界の片隅から』
2008年5月1日(木）～5月28日（水）10:00～18:00
会場：INAXギャラリー2（東京・京橋）
休館日：日曜・祝日
料金：無料
「アーティスト・トーク」
2008年5月1日(木）18:00～19:00
