ディレクターを単位とした新形式のアートフェア『ウルトラ001』

ディレクターを出展単位にしたアートフェア『ウルトラ001』が、10月29日(水)から11月3日(月・祝)まで、青山スパイラルガーデンにて開催される。

これまで開催されてきたアートフェアにおける出展単位は、そのほとんどがギャラリーが基本となるものばかりだったが、『ウルトラ001』では若手ディレクター個人を単位に設定。合計25名のディレクターが出展するという新しい試みに挑戦している。

なお、ディレクターの「若手」の基準には、年齢が40歳以下という条件を設定しており、参加作家ではなくディレクターに制限をかけている点が特徴となっている。

アートフェア名の「ウルトラ」は語源であるラテン語の「~の彼方に、~を越えて」を意味しており、新形式のアートフェア形成の実現を目指すとともに、美術マーケットが新たな広がりを見せることへの期待が込められている。

エマージング・ディレクターズ・アートフェア
『ウルトラ001』
2008年10月29日(水)~11月3日(月・祝)11:00~20:00
会場:スパイラルガーデン(スパイラル1F/東京・青山)

出展ディレクター:
青山秀樹(青山|目黒、東京)
天野智恵子(AIN SOPH DISPATCH、名古屋)
市川靖子(nico project、東京)
伊藤悠(magical, ARTROOM、東京)
加藤育子(スパイラル、東京)
小暮ともこ(GALLERY小暮、東京)
児玉公義(児玉画廊、京都/東京)
小塚真里繪(Gallery Kozuka、名古屋)
小和田愛(Gallery Teo、東京)
笹原友香(Yuka Sasahara Gallery、東京)
竹崎和征+蜷川敦子(Take Ninagawa、東京)
戸塚憲太郎(hpgrp GALLERY東京、東京)
南塚真史(NANZUKA UNDERGROUND、東京)
西冬樹(ART TOKYO、東京)
藤城里香(無人島プロダクション、東京)
細井眞子(TARONASU、東京)
幕内政治(新生堂、東京)
松島英理香(CASHI、東京)
三上善司(ZENSHI、東京)
水野慶子(ユミコチバアソシエイツ、東京)
水野亮子(株式会社レントゲンヴェルケ、東京)
森裕一(モリユウギャラリー、京都/東京)
山本ゆうこ(山本現代、東京)
吉井仁実(hiromiyoshii、東京)
ジェフリー・イアン・ローゼン(gallery.sora./Taka Ishii Gallery、東京)

料金:無料
主催:ウルトラ実行委員会、フェアマネージャー 池内務(株式会社レントゲンヴェルケ)、株式会社ワコールアートセンター
企画制作:スパイラル

(画像:大矢加奈子 「flower」2008/アクリル絵具、油絵具、パネル/330×240mm ディレクター 戸塚憲太郎(hpgrp GALLERY 東京、東京))

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