オール「ブラジル」ロケで話題、サン・パウロ移民街で生き残る人々の話『PLASTIC CITY』

『長江哀歌』の撮影監督で知られ、高い評価を得てきたユー・リクウァイ。彼は、本作を「現代の寓話」だと説明し、ジャングルと近代都市が混在するブラジルを舞台に、新しい世界をつくろうとするアジア移民たちを描き出した。

サン・パウロにあるリベルタージは、多民族の集まる場所であり、世界で最も大きな日系移民の街。日系ブラジル人のキリン(オダギリ ジョー)は、ユダ(アンソニー・ウォン)に拾われ、育てられた。それなりに安定した日々を送っていたのだが、ある日、ユダの命が狙われたことをきっかけに、キリンの人生は急激な変化と共に一気に転がりはじめる…。

オダギリの首筋等に入れた刺青など、独特の色気と美しさ漂わせる演出も見どころのひとつ。なお、音楽は半野喜弘が手がけている。

『PLASTIC CITY』

2009年春、新宿バルト9ほか全国順次ロードショー

監督:ユー・リクワイ
脚本:ユー・リクワイ、フェルナンド・ボナシ
撮影監督:ライ・イウファイ
刺青:ジュン・マツイ
編集:ヴェンダーズ・リー、アンドレ・フィノッティ
音楽:フェルナンド・ロコナ、半野喜弘

製作:ガレーン、エクストリーム・ピクチャーズ
共同製作:ビターズ・エンド、サンドリーム・モーション・ピクチャーズ、パリ・フィルムズ
提供:アルテ・フランス、メディア・ファクトリー、オゾン・ネットワーク、テレイマージュ

キャスト:
オダギリ・ジョー(キリン)
アンソニー・ウォン(ユダ)
ホアン・イー(オチョ)
タイナ・ミュラー(リタ)
ジェフ・チェン(ミスター・台湾)
フィリピ・ハーゲンセン(テツオ)

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