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変容する大国の語りつくせない魅力、インド現代美術の今に迫る『チャロー!インディア』

悠久の歴史や神々と信仰、歌って踊るボリウッド映画、目覚めた経済大国といった言葉では語り尽くせない魅力を持つインドの現代美術をテーマにした『チャロー!インディア:インド美術の新時代』展が、森美術館開館5周年記念展として11月22日(土)より森美術館(東京・六本木)にて開催されている。

アジアの大国インドは1947年の独立の後、欧米からの近代的な美術と独自の文化に基づいた表現の探求が続けられ、この60年間で徐々に政治的・社会的な批判を体現した新しいタイプの作品、急速な経済発展とグローバル化、都市化や変容する現代のライフスタイルを反映した作品が登場し始めた。現在では、美術の市場拡大もあいまって、活発なアートシーンがインドの国内外に展開されている。

本展では、インド各地を拠点に活躍する27組のアーティストによる絵画、彫刻、写真、インスタレーションなどさまざまな作品を通して、国際的に大きな注目を集めるインド現代美術の「今」の姿を浮き彫りにする。建築家や知識人を巻き込んだ社会学的なプロジェクトや、IT大国ならではの先端技術を駆使した体験型作品など、100点以上の作品が登場。インド現代社会が抱えるさまざまな矛盾、彼らの抱く夢や希望、未来へ向かうエネルギーと向き合い、その実像と新たな魅力に迫る。

「チャロー」はヒンディー語で「行こう」を表す言葉。チャロー!インディア(行こうよ!インドへ)を合言葉に、インド現代美術の新たな創造性と活力に出会う旅へ出かけてみてはどうだろうか。

また、会期中はギャラリートークなどの一般プログラム、こどもツアーなどのファミリープログラムなど多数のパブリックプログラムを展開しているので、詳しくは公式サイトで確認してほしい。

森美術館開館5周年記念展
『チャロー!インディア:インド美術の新時代』

2008年11月22日(土)~2009年3月15日(日)
会場:森美術館(港区・六本木ヒルズ森タワー53階)
開館時間:月・水~日曜10:00~22:00
火曜10:00~17:00(12月23日(火)、12月30日(火)は22:00まで)
いずれも入館は閉館時間の30分前まで

出展アーティスト:
ヘマ・ウパディヤイ
ジジ・スカリア
A・バラスブラマニアム
キラン・スッバイア
プシュパマラ・N.
ヴィヴァン・スンダラム
N・S・ハルシャ
クリシュナラージ・チョナト
ジティッシュ・カッラト
ニキル・チョプラ
リーナ・サイニ・カッラト
トゥクラール&タグラ
ランビール・カレカ
アトゥール・ドディヤ
シルパ・グプタ
サルナート・バナルジー
スボード・グプタ
ジャガンナート・パンダ
バーラティ・ケール
アシム・プルカヤスタ
グラームモハンマド・シェイク
ジャスティン・ポンマニ
ナタラージ・シャルマ
プラバヴァティ・メッパイル
トゥシャール・ジョーグ
ラクス・メディア・コレクティヴ
アナント・ジョシ

料金:一般1,500円 学生(高校・大学生)1,000円 子供(4歳~中学生)500円
チケットぴあ(Pコード:688-304)にて前売り券購入可能
休館日:会期中無休

利用当日のみ、本展のチケットで展望台 東京シティビューに入館可能
また、本展のチケット半券で東京都現代美術館で行われている『ネオ・トロピカリア:ブラジルの創造力』展、『森山大道 ミゲル・リオ=ブランコ 写真展―共鳴する静かな眼差し』にて相互割引可能
ただし券1枚につき1名1回まで、他の割引との併用不可
それぞれの展覧会開催期間中のみ

問い合わせ:03-5777-8600(ハローダイヤル)

主催:森美術館、読売新聞東京本社
後援:インド大使館、財団法人日印協会

(画像上:トゥクラール&タグラ 《ファントムIX-B》 2007年 カンヴァスに油彩、アクリル 182 x 367cm Courtesy: Nature Morte, New Delhi、画像下: バールティ・ケール 《その皮膚は己の言語ではない言葉を語る》 2006年 ファイバーグラス、ビンディー 167.6 x 152.4 x 457.2cm クイーンズランド・アート・ギャラリー、ブリスベン © Bartholomew / Netphotograph.com)

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