国立新美術館の学芸員が選んだ作家によるグループ展『アーティスト・ファイル2009』開催

国立新美術館にて、3月4日から『アーティスト・ファイル2009』が開催される。毎年開かれるこの展覧会は、特に決まったテーマを設けず、学芸員の推薦する作家から成るグループ展となっている。 

今年で第2回目となる今回の出品作家は、ペーター・ボーゲルス、平川滋子、石川直樹、金田実生、宮永愛子、村井進吾、大平実、齋藤芽生、津上みゆきの9名。自然環境、色とりどりの小宇宙、服や靴を用いたインスターレーションなど、それぞれの作品の中に広がるものは三者三様であり、また表現メディアも異なっている。まだまだ始まったばかりの展覧会だが、現在のアート界の動向を知る良い機会になるだろう。また、一貫したテーマがないため、枠に捉れることなく自分なりの見方でアートを楽しむことができる。ぶらりと立ち寄るにはもってこいのイベントだ。

『アーティスト・ファイル2009―現代の作家たち』

2009年3月4日(水)~ 5月6日(水)
10:00~18:00 (金曜日は10:00~20:00) 
会場:国立新美術館 企画展示室2E(東京・六本木)
休館日:火曜日 (ただし5月5日(火)は開館)
料金:一般1,000円 大学生500円
※高校生以下および障害者手帳持参の方無料

出展作家:
ペーター・ボーゲルス(Peter Borgers)
平川滋子
石川直樹
金田実生
宮永愛子
村井進吾
大平実
齋藤芽生
津上みゆき

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