パパ・タラフマラの新作公演『パンク・ドンキホーテ』が上演、豪華なスタッフが集結

パパ・タラフマラの新作公演『パンク・ドンキホーテ』が、12月11日から12月20日まで、池袋のあうるすぽっとにて上演される。

同カンパニーは、代表の小池博史によって1982年に設立されて以来、「ダンス」「演劇」「美術」「音楽」等の様々なジャンルを巻き込みながら、舞台空間全体をひとつのアートに築き上げる手法で世界中の観客を魅了してきた。2008年秋には、世界最高峰の劇場であるニューヨークのブルックリン・アカデミー・オブ・ミュージック オペラハウスでの招聘公演を実現している。

同作品は、セルバンテスの小説『ドン・キホーテ』に「パンク」の名を被せ、原作を大きく換骨奪胎したオリジナル作品。パンク的な破壊衝動をたっぷりと持った現代におけるドン・キホーテの姿を、奇怪に、しかし起こりうる現実として描き出していく。

集結したスタッフも独特かつ豪華な面々だ。トラフ建築設計事務所は、2008年のチェルフィッチュ『フリータイム』に続き2度目となる舞台美術に挑戦。衣装はピエールカルダン賞、装苑日本テレビ賞など多数受賞の小林和史と、映画監督・アートディレクターなど多岐にわたり活躍する甲斐さやかとのユニット、out sectが担当。そして音楽は、ジプシーバンドによる生演奏が行われるなど、かつてない試みが為される予定となっている。

80年代に彗星のごとく登場し、その後も息の長い活躍を続ける稀有な団体の、本当に「パンク」なステージを目撃するチャンスだ。

『パンク・ドンキホーテ』

2009年12月11日(金)~12月20日(日)全11回公演
会場:あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)
作・演出・振付:小池博史
宣伝美術:葛西薫、安藤隆
美術:トラフ建築設計事務所(鈴野浩一、禿真哉)
作曲:アランパットン、藤井健介
衣裳:小林和史、甲斐さやか(OUT SECT)
出演:
松島誠
白井さち子
あらた真生
関口満紀枝
クトゥット・リナ 
オーウェン・ウェンリャン
ほか

料金:
前売 一般5,000円、60歳以上4,500円、学生3,900円、小学生 2,000円※全席指定

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