disques corde主宰の原雅明が初単行本、90年代からの音楽と社会に迫るリアル音楽論集

『サウンド&レコーディング・マガジン』『STUDIO VOICE』など様々な雑誌での執筆活動に加え、レーベル「disques corde」の主宰、そしてHEADZの創設メンバーでもある原雅明の初単行本『音楽から解き放たれるために──21世紀のサウンド・リサイクル』が、11月20日に刊行される。

同書は、従来の音楽モデルの破綻と解体という怒濤の転換期に突入した現代に、音楽史のエポックメイキングであった90年代半ばを起点とし、この約15年間の間に一体何が起きたのか、どのような変遷を音楽シーンは辿ったのかを、真摯に追究する音楽と社会の関係性を探るリアルな音楽論だ。

これまでに原が発表してきた原稿、ライナーノーツ等の幅広い既出原稿を網羅。更には当時のシーン概略とディスクガイドも追加され、この1冊で「90年代から現在までのヒップホップ、ジャズ、エレクトロニック・ミュージックをめぐる状況がわかる」入門書的な役割も担っている。

また、本書のための書き下ろし論考「word and sound」として、Autechre、ヤン富田、山本精一、デイヴィッド・トゥープのインタビュー、Rei Harakamiとの対談も所収されている。

※本文内に一部誤りがございました。訂正してお詫びいたします。

『音楽から解き放たれるために──21世紀のサウンド・リサイクル』

2009年11月20日発売
著者:原雅明
価格:1,995円(税込)
発行:フィルムアート社

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