核戦争後の近未来や、暴力とドラッグに染まった現代アメリカ社会の裏側を描き続けている作家、デニス・ジョンソン。彼の初期短編集『ジーザス・サン』について掘り下げるトークショーが、3月2日に青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山で開催される。
『ジーザス・サン』は白水社による世界文学の新シリーズ『エクス・リブリス』の第1弾として発行。犯罪、麻薬、暴力が隅々まで広がった世界で生きる破滅的な人々を描いた短篇11作品が収録されている。
出演は『ジーザス・サン』をはじめ、ポール・オースターやエドワード・ゴーリーなど個性的な外国文学を精力的に手がけている柴田元幸と、昨年9月最新作『聖家族』を刊行した作家の古川日出男。『ジーザス・サン』がもつザラついた世界に2名の出演者を通じて触れることのできる絶好の機会になりそうだ
デニス・ジョンソン『ジーザス・サン』(柴田元幸訳、白水社)刊行記念
柴田元幸×古川日出男 トークショー
『イエスの息子みたいな気分のとき……』
2009年3月2日(月)19:00~20:30(開場18:30~)
会場:青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山
定員:120名
料金:500円(税込)
出演:
柴田元幸
古川日出男
電話予約・問い合わせ:青山ブックセンター本店 03-5485-5511(10:00~22:00)
※トークショー終了後にサイン会を行います