海外文学を楽しむのに重要な役割を担う「翻訳」について掘り下げるトークショー『翻訳の秘密にトライ』が、4月9日にジュンク堂書店池袋店で開催される。
出演は『停電の夜に』の著者ジュンパ・ラヒリ作品や、近年ではポー、フィッツジェラルドの作品も手がけている英文学者・翻訳家の小川高義と、ドン・デリーロ、フィリップ・ロスなどの現代アメリカ文学の翻訳や、アメリカ名演説の詳細な分析で知られる学習院大学教授の上岡伸雄の2名。
アーサー・ゴールデンの『さゆり』を京都弁で訳すなど、その繊細かつ果敢な翻訳で知られる小川と、現代アメリカのノーベル賞候補クラスの作家を翻訳する上岡。2人の名翻訳者による翻訳トークからこぼれ出る「翻訳の秘密」から、文学の可能性を探るヒントがつかめるかもしれない。
研究社『翻訳の秘密』刊行記念
『翻訳の秘密にトライ』
2009年4月9日(木)19:00~
会場:ジュンク堂書店池袋店 4階カフェ
出演:
小川高義(東京工業大学教授)
上岡伸雄(学習院大学教授)
料金:1,000円(ドリンク付)※要予約
定員:40名
受付:お電話又はご来店(1Fサービスカウンター)にて先着順
※キャンセルの場合は要連絡
問い合わせ:池袋本店 03-5956-6111