日常品をシンプルかつ印象的に描く、フィリップ・ワイズベッカー展『recollections』

パリ、ニューヨーク、バルセロナを拠点にアーティスト、イラストレーターとして活動するフィリップ・ワイズベッカーの個展『recollections』が、3月30日(月)から4月25日(土)まで銀座のクリエイションギャラリーG8で開催される。

フィリップ・ワイズベッカーは、家具や工具など誰も気にとめないような日常的なオブジェを鉛筆や定規を用いて紙や段ボールにシンプルに描き、その物がもつ簡素な美しさを復元する作家だ。彼の洗練された作品は、ザ・ニューヨーク・タイムズをはじめ世界の主要な雑誌で紹介されている。また、2000年には本展の会場であるクリエイションギャラリーG8にて日本での初個展を開催。その後は日本の仕事も増え、昨年は三越の企業広告で2008年読売広告大賞を受賞した。

8年半ぶりとなる今回の個展では、最近の作品を中心に紙に描かれたデッサンやテーマ毎に描かれたノート、立体作品など約100点を展示。彼が収集したオブジェを平面あるいは立体という形に「リコレクション(recollection回想/re-collection再収集)」した作品を紹介する。なお、3月30日のオープニングパーティーはワイズベッカーが来日。翌日には本人によるトークショーも開催されるのでチェックして欲しい。

フィリップ・ワイズベッカー展
『recollections』

2009年3月30日(月)~4月25日(土)  
会場:クリエイションギャラリーG8(東京・銀座)
時間:11:00~19:00
休館日:日・祝日
料金:無料

オープニングパーティー

2009年3月30日(月)19:00~20:30

トークショー
第210回クリエイティブサロン

2009年3月31日(火)19:10~20:40
出演:フィリップ・ワイズベッカー
料金:無料
要予約(TEL 03-3575-6918)※予約受付中

同時開催
Phillippe Weisbecker展
『Selected Works』

会場:ギャラリー スュール・ミュール 
2009年4月7日(火)~5月2日(土)
時間:10:00~18:30
休廊日:日曜・月曜・祝日

(画像上:ECODECO BUFFLE 2007、画像下:SERRE 2008)
(投稿:天沢もとき)

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