無意識と現実が交差する曖昧な世界『Sleep Syndrome』、作家・湯沢薫が療養中に見た夢とは

graf media gm(大阪・中之島)で、4月11日から湯沢薫の個展『Sleep Syndrome』が開催される。

湯沢は、自身の想像上の風景や自身の中に堆積した時間・記憶を表現した写真や立体、ドローイング作品を発表し、ヨーロッパを中心に高い評価を受けている人物。

同展の作品は、2007年に病を患った湯沢が、療養中に見たさまざまな夢から着想したものだ。夢の世界は非常に美しく、知らない街に出かけたり好きなことをしたり、次第に夢も現実の一部であるような心地よい感覚を覚えたという。そんな経験を元に作られた今回の作品は、彼女の無意識の心象風景でもあり、現実の鏡ともいえる。

あたたかな陽気に包まれるこの季節、優しさに満ちた湯沢の「夢の世界」をぜひ体感してみたい。

Kaori Yuzawa
『Sleep Syndrome』

2009年4月11日(土)~5月17日(日)
会場:graf media gm(大阪・中之島)
時間:12:00~20:00
料金:無料
休廊日:月曜(5月4日は営業)、4月17日(金)、5月7日(木)

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