西原理恵子の漫画家生活25周年を祝う『バラハク』、渋谷パルコで開催

「サイバラ」の愛称で親しまれ、今年で漫画家生活25周年を迎える西原理恵子の展覧会『西原理恵子　博覧会バラハク』が、5月1日から渋谷のパルコファクトリーで開催される。

西原理恵子は1964年高知県生まれ。武蔵野美術大学在学中に週刊ヤングサンデー『ちくろ幼稚園』でデビュー。田舎町の劣悪な環境でたくましく育つ兄弟を描いた『ぼくんち』、自らの80年代当時を振り返ったエッセイ風漫画『上京ものがたり』など、人間味に満ち溢れたストーリーと、破天荒な生き方を赤裸々に綴る作風で人気を集めている。

同展では貴重な原画、取材先での膨大な写真資料の紹介をはじめ、元夫でカメラマンの鴨志田穣との思い出など、作品の背景にあった出来事と西原の仕事場に潜む資料の数々で展示する。また、会場ではトートバックなどの限定グッズの販売も行われる。

今年は『いけちゃんとぼく』『女の子ものがたり』の映画化や、毎日新聞で連載中の『毎日かあさん』のテレビアニメ化など、西原にとっては話題に事欠かない1年。この機会に彼女の四半世紀を振り返ってみよう。

（画像：© Rieko Saibara）

関連リンク

• parco-art.com
• 西原理恵子オフィシャルサイト　鳥頭の城