京都の丹波マンガン記念館の閉館の最後の夜を飾る野外イベント『燃える世界遺産 ~マンガン・ナイトクルーズ~』が、5月30日(土)に開催される。主催は美術家の高嶺格。
丹波マンガン記念館は、明治から昭和にかけて日本の近代化に不可欠な物資として採掘された「マンガン」の全体像を後世に伝えるため、1989年に開館。戦前・戦後の朝鮮人の鉱山労働の跡を直接見ることのできる数少ない現場として知られていた。
イベントには二階堂和美、rei harakami、ナジャ・グランディーバ、山中透、マルガサリらが出演。なお、丹波マンガン記念館では高嶺格によるエッセイ『在日の恋人』の本文中にも登場する洞窟のインスタレーションが展示中。マンガン鉱で見ることが出来るのはこれが最後となるほか、翌日31日には閉館記念パーティも開催される。最後を飾る一大イベント、是非足を運んでみよう。
『燃える世界遺産 ~マンガン・ナイトクルーズ~』
2009年5月30日(土)OPEN / START 17:00
会場:京都 丹波マンガン記念館
出演:
二階堂和美
ナジャ・グランディーバ
マルガサリ
rei harakami
山中透
チェジェチョル(崔 在哲)
Dj tatsuo.y aka Sonten feat Toyo Miyoshi
HTH + マナブ(光蟲)
DJ mamezuka
grooveconnection
料金:前売3,000円 当日3,500円(マンガン記念館入館料800円を含む)
共催:高嶺格、NPO丹波マンガン記念館
協力:京都造形芸術大学空間演出デザイン学科、P-hour
※予約方法、イベント注意事項はオフィシャルサイト参照