銅版画による作品展『阪本トクロウ展』、非日常感の漂う日常風景とは

阪本トクロウによる作品展『阪本トクロウ展』が、6月27日(土)より、清澄白河の版画工房KIDO Pressにて開催される。

阪本は、東京やシンガポールなど、国内外の数々の展覧会などで、精力的に作品を発表しているアーティスト。彼の作品に描かれるのは、昼下がりの公園にたたずむ遊具、静かな湖面をすすむスワンボート、走行中の車から見える風景など、ふと懐かしさを感じさせるのどかな日常の風景。どれも生活に馴染みのあるモチーフながら、シンプルかつ印象に残る構図からは独特の非日常感も感じることができる。

本展では、これまでのアクリル画とは手法の違う銅版画での制作を試みている。少し強めのコントラストで配された線と面は、印象的なシルエットを浮かび上がらせ、その形が、鑑賞者にいつかどこかで目にしたような不思議な既視感を覚えさせるだろう。

阪本トクロウ
『阪本トクロウ展』

2009年6月27日(土)~7月25日(土)
会場:KIDO Press(東京・清澄白河)
時間:12:00~19:00

料金:無料
休廊日:日・月・祝日休

オープニングレセプション

2009年6月27日(土)18:00~20:00

(画像上:“山水” 2009 アクアチント、エッチング、画像下:”アフターイメージ” 2009 アクアチント、エッチング)

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