小説家・平野啓一郎によるミニトーク&サイン会が、8月21日に青山ブックセンター六本木店で開催される。
1998年に発表され、当時最年少となる23歳で芥川賞を受賞した小説『日蝕』では「三島由紀夫の再来とでも言うべき神童」という宣伝と共に衝撃的デビューを飾った平野。内容だけでなく作品内で視覚的実験を試みることでも知られており、多角的な考察とユーモア溢れる作風で読者の支持を得ている。また、2008年からは三島由紀夫賞選考委員に就任している。
今回のイベントは、平野が連載を掲載中の女性誌『FRaU』9月号の発売と、最新長編『ドーン』(講談社)の刊行を記念しておこなわれるもの。トーク終了後はサイン会も開催される。
なお、女性誌『FRaU』での連載再開は10月号から予定されている。待ちきれないファンは進行形の平野を体感すべく足を運んでみよう。
雑誌『FRaU』トークイベント
『ドーン』(講談社)刊行記念
『平野啓一郎さんミニトーク&サイン会』
2009年8月21日(金)19:00~
会場:青山ブックセンター六本木店
問い合わせ:青山ブックセンター六本木店 03-3479-0479