グラフィックデザイナー・原研哉の著書『ポスターを盗んでください+3』の刊行を記念したトークショーが、12月6日に青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山で行われる。
原は、物のあり方や人の暮らしへの深い洞察から、人間の感覚に対して深く踏み込んだデザイン活動を展開している人物。無印良品の広告キャンペーン、長野オリンピックの開・閉会式プログラムや、愛知万博のプロモーション、KENZOなどの商品デザイン、展覧会企画など、多方面で活躍している。
『ポスターを盗んでください+3』は、1995年に刊行されたオリジナル単行本『ポスターを盗んでください』に文字通り3編の書下ろしを加えて刊行されたもの。当時まだ駆け出しだった原が、仕事に対して頭をひねりながらすごした日々の様子などが、ユーモアを交えて綴られている。
トークショーでは、原が現在エッセイを連載中の季刊誌『住む。』の副編集長・西本和美を迎え、当時の様子を振り返りながら「デザイナーになるまで」の様子を語る予定だ。
『ポスターを盗んでください+3』(平凡社)刊行記念トークショー
原研哉トークショー
2009年12月6日(日)18:00~20:00(開場17:30~)
会場:青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山
出演:原研哉
ゲスト:西本和美(季刊『住む。』副編集長)
定員:120名
料金:700円(税込)
※トークショー終了後にサイン会を開催(サイン会対象書籍:『ポスターを盗んでください+3』)
問い合わせ:青山ブックセンター本店 03-5485-5511(10:00~22:00)