『三億円事件』の真相に迫る、『女囚さそり』シリーズの伊藤俊也が11年ぶり監督

昭和最大のミステリーといわれている『三億円事件』の真相に迫る映画『ロストクライム -閃光-』が、2010年初夏に公開される。

『三億円事件』とは、41年前の1968年に発生した窃盗事件。現代の貨幣価値に換算すると30億円以上の現金が強奪されたにも関わらず、血を流すことなく、そして被害金も保険で補填されるなど「被害者なき鮮やかな犯罪」として知られており、犯人はいまだに捕まっていない。

映画の主人公となる若手刑事・片桐は、ある殺人事件をきっかけに定年間際の老刑事・滝口とコンビを組まされる。滝口の傍若無人な振る舞いに苛立つ片桐だったが、被害者が『三億円事件』の犯人グループの1人だということを知る。2人はやがて恐ろしい真相にたどり着き、巨大な陰謀の闇へ巻き込まれていく。

監督は映画『女囚さそり』シリーズの生みの親としても知られる伊藤俊也。『プライド・運命の瞬間』以来11年の沈黙を破っての復活となる。作家・永瀬隼介の原作を元に監督自ら事件を徹底的に調査し、事件の真相に終止符をうつ決定版として挑んだ。キャストには、片桐役に渡辺大、滝口を奥田瑛二が演じるほか、脚本は刑事ドラマの第1人者・長坂秀佳が手がけるなどそうそうたる面子が揃った。

『ロストクライム -閃光-』

2010年 初夏公開
監督:伊藤俊也
脚本:長坂秀佳
原作:永瀬隼介『閃光』(角川書店刊)
音楽:大島ミチル

キャスト:
渡辺大
奥田瑛二
川村ゆきえ
武田真治
宅麻伸
中田喜子
熊谷真実、
烏丸せつこ
かたせ梨乃
原田芳雄
夏八木勲

配給:角川映画

(画像:©2009「ロストクライム -閃光-」製作委員会)

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