小さな命を救うために不可能といわれた治療薬開発に挑む、奇跡の実話を映画化

難病の子供を持つ父親と天才科学者が治療薬の開発に挑んだ実話をもとにした映画『小さな命が呼ぶとき』が、7月からシネマズシャンテほか全国で公開される。

エリートビジネスマンのジョン・クラウリーは、妻アイリーンとの間に8歳の娘メーガンと6歳の息子パトリックをもうけていた。しかし、子供たちは「ポンペ病」という難病に冒されており、平均寿命9年とされる治療薬のない病気に蝕まれていく彼らの時間はあとわずかしか残されていなかった。苦悩の日々の中で精神的に追いつめられていったジョンは、ポンペ病の権威であるロバート・ストーンヒル博士の研究に唯一の希望を見出す。ビジネス界でのキャリアを捨てることを決意したジョンは、ロバートとバイオ・テクノロジーのベンチャー企業を起こし、自力で治療薬を開発するという子供たちの小さな尊い命を救いうるただ一つの道に挑む。

監督は『ベガスの恋に勝つルール』のトム・ボーン。製作総指揮はロバート役を演じるハリソン・フォードが務める。1990年代後半から今もなお、子供たちを救うために闘う、奇跡を起こした実話に心揺さぶられてほしい。

『小さな命が呼ぶとき』

2010年7月、TOHOシネマズシャンテほか全国ロードショー
監督:トム・ボーン
キャスト:
ハリソン・フォード
ブレンダン・フレイザー
ケリー・ラッセル
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

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