僧侶の顔を持ち、写真家としても活動する梶井照陰の約2年半ぶり個展『KAWA』

僧侶兼写真家・梶井照陰の約2年半ぶりとなる個展『KAWA』が、9月17日から東京・馬喰町のフォイルギャラリーで開催される。

新潟で僧侶をしながら写真に取り組む梶井は、これまでに撮り続けてきた波とは異なる新たな水の表情を、海に注ぐ「川」の姿に見出す。それ以降、新潟や山梨、世界最大の滝として知られるイグアスの滝、中国、オーストラリア、カナダ、モロッコ、南米など6年に歳月をかけて世界各地を歩き、さまざまな川の撮影を続けてきたという。

川と真摯に向かい合い、撮影を続ける行為は、読経のように一貫して自分自身を見つめ、向き合うことでもあったと梶井は語っており、本質を見極めながら写真に留められた川たちは、様々な水に姿を変えると同時に、見る者の胸に残る作品に仕上がっている。

今回の写真展とあわせて写真集『KAWA』も同時に刊行される予定。梶井が捉える川に向かい合ったとき、その川と共に流れる時の流れに思いを馳せることができるだろう。

梶井照陰写真展
『KAWA』

2010年9月17日(金)~10月16日(土)
会場:フォイル・ギャラリー
時間:12:00~19:00(初日・18日は18:00まで)
休廊日:日曜・祝日

関連イベント

『梶井照陰(写真家)×竹井正和(フォイル代表)トーク&スライドショー』

2010年9月18日(土)
時間:18:30~20:30

梶井照陰ワークショップ『KAWA』

2010年9月19日(日)
時間:12:00~(18:30終了予定)

(画像:©Syoin Kajii Courtesy of the artist and FOIL GALLERY)

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