村上春樹作品がアメリカで映画化『神の子どもたちはみな踊る』が日本公開

村上春樹原作のアメリカ映画『神の子どもたちはみな踊る』が、10月30日よりシネマート六本木を皮切りに全国で順次公開される。

同作の主人公ケンゴはロサンゼルスで母と2人暮らし。彼を溺愛する母・イヴリンから「神の子」として育てられてきた。恋人サンドラとの結婚も「神の子だから」と踏み切れずにおり、イヴリンと同じ宗教活動をしているグレンとも距離を置いた付き合いしかできなかった。そんなケンゴの前に、突然左耳の欠けた男が現れる。堕胎を繰り返した母が交わったのはその男であることがわかり、ケンゴは必死でその男の後を追い始める。

原作は村上春樹による同名小説。海外からの逆輸入によって公開される村上春樹原作の映画は本作が初となる。監督は、同作が初の長編映画作品となった元CMディレクターのロバート・ログバル。宗教活動に力を入れる母親を持つ主人公ケンゴの環境や、自分自身を探していく様子が監督の子ども時代と似ていた、とロバートはコメントしている。主演は本作で映画デビューを飾る舞台俳優のジェイソン・リュウ。主人公の母・イヴリンは『ラスト、コーション』の国際派女優・ジョアン・チェンが演じる。

『神の子どもたちはみな踊る』

2010年10月30日(土)シネマート六本木他より全国順次ロードショー
監督:ロバート・ログバル
製作:スティーヴ・ゴリン
原作:村上春樹
脚本:スコット・コフィ
キャスト:
ジェイソン・リュウ
ジョアン・チェン
ソニア・キンスキー
ツィ・マー
配給:リベロ/日活

(画像:©2008 Kimmel Distribution, LLC.)

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