ストレスフルな日常を笑え、現代の心病に斬りこむ映画『世界のどこにでもある、場所』

現代人の「心の病」に斬りこんだ解放治療エンタテイメント映画『世界のどこにでもある、場所』が、2011年2月26日よりシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で公開される。

詐欺容疑で指名手配中の男が迷い込んだのは、丘の上にある寂れた遊園地と動物園。そこで彼を出迎えたのは、動物と会話する女、話のスケールが大きすぎる老人、ゲリラと戦う兵士たち。実は神経科クリニックの患者で、様々な心の傷を園内で癒していた彼らだったが、やがて妄想が妄想を呼び、警察や裏社会の人間も巻き込んだ一触即発の事件に発展する。

監督は、自身も医師免許を持ち、『ヒポクラテスたち』『法医学教室の午後』など医療をテーマにした作品を多数手掛てきた大森一樹。心に傷を抱えた老若男女による怒涛の群像劇の中に、大らかな希望を浮かび上がらせる。

癖のある登場人物たちを演じるのは、三宅裕司率いる人気劇団「スーパー・エキセントリック・シアター」の実力派俳優たち。劇中歌には坂本龍一監修のオムニバスアルバム『にほんのうた』の収録曲が、全篇を通して優しく寄り添う。

なお、同作の舞台版が11月30日より下北沢駅前劇場にて上演スタートする。

『世界のどこにでもある、場所』

2011年2月26日(土)よりシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー

監督・脚本:大森一樹
音楽:かしぶち哲郎
演奏:
ムーンライダーズ
国立オペラ・カンパニー
青いサカナ団
モウダウ・ミュージック
挿入歌:
“浜辺の歌”畠山美由紀 with ASA-CHANG&ブルーハッツ
“黄金虫”遠藤賢司
エンディングテーマ:“花のまち”小川美潮
出演:
熊倉功
丸山優子
坂田鉄平
松村真知子
大関真
大竹浩一
柳田衣里佳
野添義弘
佐原健二
水野久美
配給:グアパ・グアポ

(画像:©2011ADKアーツ)

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