大型アクリルと透明フィルムに描かれた線画の世界、三嶋典東個展『LINE MAN』

印刷メディアで40年以上活動を続けるアーティスト・三嶋典東の個展『LINE MAN』が、7月22日から渋谷のNANZUKA AGENDAにて開催される。

三嶋典東は、70年代に粟津潔、寺山修司の下で経験を積んだのちにフリーとして独立し、その後はイラストレーター、ブックデザイナー、グラフィックデザイナーとして幅広く活動をしてきたアーティスト。80年代に「線」の魅力に取り付かれ、作家としての創作活動を開始し、線画を描き続けてきた。

同展では、大型アクリルと透明フィルムに描かれた新作と、25年間の作品群から厳選されたドローイング作品を組み合わせた大型インスタレーションを紹介。壁の下段には非合理的で空想的な「夢の線」、中段には論理的な「読書の線」、上段には自由で本能的な「越境の線」を描き、線の質を3分類して訪れた人の視線の高低に対応した展示空間を創り出す。また、手書きの線描にあわせて浮かび上がる、照明を利用した影の線も空間に刻まれる。

7月31日には批評家の佐々木敦を招いたトークセッションも開催される。

三嶋典東
『LINE MAN』

2010年7月22日(木)~8月7日(土)
会場:渋谷NANZUKA AGENDA
時間:13:00~20:00
休廊日:日、月、火、水曜

オープニング レセプション

2010年7月21日(水) 19:00~21:00

トークセッション

2010年7月31日(土)18:00~
出演:
三嶋典東
佐々木敦
料金:1,000円

(画像:Tentou Mishima "LINE MAN" at NANZUKA AGENDA)

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