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世界最大級の舞台芸術フェスティバルで、快快が日本人初の新人賞を受賞

スイス・チューリッヒで開催された世界最大級の舞台芸術フェスティバル『チューリヒ・シアター・スペクタクル(Zurcher Theater Spektakel)』にて、東京の演劇制作チーム「快快」の公演『My name is I LOVE YOU』が、新人アーティストや劇団に贈られる賞『ZKB Patronage Prize』を受賞した。

国際交流基金『Performing Arts Network Japan』のウェブサイトによると、チューリヒ・シアター・スペクタクルは、チューリッヒのカントン銀行のバックアップにより1980年にスタート。以来、30年近く世界中のアーティストやカンパニーが参加しており、会期中はチューリッヒ湖畔の公園を開放するなど、市民が舞台芸術に触れ合う環境づくりにも精力的だという。

今回快快が受賞した『ZKB Patronage Prize』は、1996年から創設された賞。アーティストの未来の活動を支援し、受賞賞金として30,000スイスフラン(約250万円)が授与される。同賞を受賞するのは日本人として初となる。なお、今回日本からは、チェルフィッチュ、快快、庭劇団ペニノの3グループが参加していた。

快快は、俳優や脚本家、演出家はもちろん、デザイナーや振付家、スタイリストなどが所属する演劇制作チーム。演劇だけではなく、ダンスや映像、パーティ、イベントの企画制作など多岐に渡った活動を続けており、2008年には世田谷区が主催する『世田谷区芸術アワード“飛翔”』舞台芸術部門を受賞。その後積極的な海外進出や、BCCKSによるウェブ書籍を実際の本にするプロジェクト『天然文庫の100冊』シリーズからの書籍リリースなど、活動の幅を広げ続けている。

世界から認められた快快が次に目指すのは、どういった表現なのか。演劇界隈を飛び越えたその今後の活動に、期待が高まっている。

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