作家とコレクターの新鮮なる出会いの場、東京画廊の60年を総括

1950年に銀座にオープンした東京画廊の開廊60周年を祝した記念展『ミクロサロン60』が、12月4日より東京・銀座の東京画廊+BTAPにて開催される。

『ミクロサロン』は、21名のアーティストに制作を依頼した小サイズの作品を、画廊の壁面全面を使用した展覧会。日本の現代美術が誕生し、新世代のコレクターが登場した1960年代において、若いアーティストとコレクターの新鮮な出会いの場だった。

同展ではそんな『ミクロサロン』が50年ぶりに復活する。主な出品作家は、新正卓、関根伸夫、菅木志雄、黒川弘毅、林武史、金田勝一、渡邊陽平、こんどうひさし、大岩オスカール、杉山功ら43名。各作家による小作品が展示されるほか、1961年の『ミクロサロン』展の写真や、過去の展覧会カタログも並行して紹介される予定だ。

なお、オープニング当日にはトークショーの開催も予定されている。

東京画廊+BTAP60周年記念展
『ミクロサロン60』

2010年12月4日(土)~12月25日(土)
会場:東京 銀座 東京画廊+BTAP
時間:11:00~19:00(火~金)、11:00~17:00(土)
閉廊日:日曜、月、祝日

『オープニングレセプション』

2010年12月4日(土)
時間:18:00~20:00

(画像:1961年12月4日~12月16日「ミクロサロン」展、東京画廊)

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