「チェルフィッチュ」新作、特設サイトでは岡田利規が高嶺格らと豪華対談

演劇カンパニー「チェルフィッチュ」の新作公演『ゾウガメのソニックライフ』が、2月2日より神奈川・横浜の神奈川芸術劇場＜KAAT＞を皮切りに、茨城、埼玉、山口にて順次上演される。

1997年に横浜で結成され、岸田國士戯曲賞受賞作家・岡田利規が全作品の脚本と演出を務めるチェルフィッチュ。2010年発表の『わたしたちは無傷な別人である』では、それまでの方法論を次なる次元に押し進め、時空間をより抽象化した演劇が観客の想像力によってのみ完成することを示した。

そんなチェルフッチュが『ゾウガメのソニックライフ』ではさらなる探求に挑戦。作・演出を手掛ける岡田は、同公演について「『ゾウガメのソニックライフ』は、わたしたちが感じているうんざりさ（および、その主な要因である社会）に、どこかしら普遍的なものがあることを、せめてものこととして信じて、つくられます」とコメントしている。

なお、同公演を記念した特設サイトもオープン。詳細なスケジュールを確認できるほか、岡田利規が、高嶺格、束芋、山崎ナオコーラ、宮本亜門、菊地敦己など様々なクリエイターと対談を繰り広げるスペシャルコンテンツを楽しむことができる。

（画像上：チェルフィッチュ『ゾウガメのソニックライフ』チラシ、画像下：『わたしたちは無傷な別人であるのか？』撮影:佐藤暢隆）

関連リンク

• チェルフィッチュ | chelfitsch
• ゾウガメのソニックライフ | chelfitsch
• CINRA.NET > 『ヨコハマ カルチャーガイド』-街から生まれるクリエイティブ- vol.2：チェルフィッチュ主宰 岡田利規と行く横浜
• CINRA.NET > アートとゴミの違いって？　高嶺格インタビュー