希望の象徴「スバル」を巡る多国籍ヒューマンドラマ、紛争地の日常を描く

イスラエルとパレスチナ境界に実在する車泥棒の街を舞台に、紛争地の瑞々しい日常を描いた映画『Pink SUBARU ピンク・スバル』が、4月16日から東京・アップリンクXほか全国で公開される。

数年前に妻に先立たれ、妹のアイシャと2人の子供と実直な暮らしをしてきたアラブ人の中年男・ズベイル。彼のささやかな夢は、愛する妹の幸せな結婚と、20年間コツコツと貯めた金で憧れのスバルを買うことだった。結婚式が近づくある日、ついにスバル・レガシィの新車を手に入れるが、納車の翌朝にスバルは跡形もなく姿を消していた。希望の象徴・スバルを取り戻すため、ズベイルの悪戦苦闘が始まる。

作品の舞台となったのは、イスラエル軍とイスラム勢力の武力紛争がいまだ一触即発の情勢が続いているパレスチナ自治区ガザ。同作では、ニュースでは知ることができない日常の風景と、ささやかな幸せを追い求める人々の姿がユーモラスに描かれている。

同作を手掛けるのは新人監督・小川和也。なお同作は、『ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2011』で審査員特別賞と記者賞を受賞している。

CINRA.NETでは、4月11日(月)17:15(開場17:00)から東京・渋谷アップリンク・ファクトリーで行われる『ピンク・スバル』試写会に20名様をご招待いたします!

お問い合わせページのメールフォームより、件名欄に「ピンク・スバル試写会応募」と入力し、お問い合わせ内容欄にお名前をお書き添えの上、お送りください。当選の発表は、当選者様のみ4月10日までにご連絡いたします。(なお、ご応募いただいたメールアドレス宛に CINRAのメールマガジンを今後お届けいたします)。(応募締切り:2011年4月9日)

『Pink SUBARU ピンク・スバル』

2011年4月16日より渋谷アップリンクほか全国順次公開
監督:小川和也
脚本:小川和也、アクラム・テラウィ、ジュリアーナ・メッティー二
エンディング曲:谷村新司“昴”
出演:
アクラム・テラウィ
ラナ・ズレイク
二ダル・バダーナハ
ジュリアーナ・メッティーナ
ダン・トレン
ミシェル・ヤナイ
川田希
小市慢太郎
サルワ・ナッカーラ
配給:レボリューション、アップリンク

(画像:©Revolution Inc.)

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