折り紙と絵はがきから探る世界、飯田竜太個展『折り目と輪郭』

青森在住の彫刻家・飯田竜太の個展『折り目と輪郭』が、京都・弁財天町のギャラリー「SferaExhibition(スフェラ・エキシビション)」で6月3日まで開催されている。

飯田は青森県八戸在住の彫刻家。自ら収集した古書や貴重本を彫ることで「行為」「時間」「積層」をコンセプトにした作品を発表してきた。2004年に『ひとつぼ展』のグラフィックアート部門でグランプリを受賞し、その後も『岡本太郎現代芸術賞展』『所沢ビエンナーレ』への出展、台湾のギャラリーでのグループ展とアートフェスティバルへの参加など、国内外で活動を展開している。

同展では、日本の文化として発展してきた折り紙を用い、折る行為から表れる折れ線や折れ目、そこから生まれる積層の3要素の関係性を分解することで、折り紙作品の美しさと強さを表現している。また、絵はがきを利用して言葉と時間の連結を試みる作品も展示される。

飯田竜太個展
『折り目と輪郭』

2011年5月2日(月)~6月3日(金)
会場:京都府 弁財天町 SferaExhibition(スフェラ・ビル2F)
時間:11:00~20:00
休廊日:水曜(祝日の場合を除く)
料金:無料

『レセプションパーティー』

2011年5月2日(月)18:00~
会場:京都府 弁財天町 SferaExhibition(スフェラ・ビル2F)

ワークショップ
『一緒に作品を作りましょう。』

2011年5月3日(火・祝)11:30~、15:30~
会場:京都府 弁財天町 SferaExhibition(スフェラ・ビル2F)
料金:500円(ドリンク込)
※要予約

(画像:飯田竜太作品)

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